ギターが危ない
こんにちは南仙台の父です。
入院してるのでめっちゃ暇です。
暇なのでボケ防止に音楽ネタを書いてみます。
気候変動や過剰な木材伐採、更に社会環境の変化
によってギターが危機にあります。
よく考えてみれば当たり前の話しですが、当事者
的な感覚からすると色々複雑な思いもありますが
、ちょっと真面目に考えてみました。
①環境破壊
先日も関西の某有名楽器店がハカランダを不正
に輸入した事件がありました。
ギターで使う木材の殆どが高級家具と共通なの
で、ギターだけが悪者じゃありません。
老舗のギター工房でも希少材や国際取引禁止の
木材は在庫に限りがあり、フェンダーやギブソ
ンでも苦労してるそうです。
特に高級ギターの材料ほど深刻な状況にあり、
オールドギターだけでなく80~00年代あたり
のギターにも高値が付いています。
今後はもう作れなくなることも見越して、不
正な取り引きが横行したり、更に中古ギター
の価格も上がると言われています。
住宅や家具の需要増が原因ですが、ギターも
足を引っ張ったのは否めません。
この影響で温暖化や気候変動が加速したとも
言われています。
そのうち、ライブとかやってるとグリーンピ
ースのような手荒な環境保護団体のメンバー
に生卵や豆腐とか投げつけられるかもしれま
せん。(注 環境保護活動家はフードロスには
関心がないのが不思議です。)
②ギター弾けなくても音楽制作ができる
最近はPCで色々なことができます。
私もCubaseを使ってますが、非現実的なギタ
ーのサウンド制作ができます。
全てプリングオフ、永久に続くタッピング、
運指不能なスウィープピッキング、こうした
ことも可能です。
ギタリスト連れてきたのはいいけど譜面が読
めないとかもありません。
ソロが短すぎるとか文句も言いません。
こうした環境も影響してるように感じます。
これはギターだけでなく、他のパートも同じ
で、ボーカルもボカロでOKです。
失敗しても修正ができるし、メンバー集めか
らブッキングの手間もありません。
俺の個性とかほざいたところでサンプリング
されたら終わりです。
怖い時代になりましたね。
③少子高齢化、他に面白いことが多い
一番の問題はこれだと思います。
楽器店を覗いても、ギターやベースに熱い視
線を送っているのは中高年の人たちです。
若い人も居なくはありませんが圧倒的に少な
い感じがします。
ピアノを習ってるお子ちゃまたちも居ますが
子供自体が少ないからピアノの取り合いも起
きません。
時々ストリートピアノ的に前衛的な演奏を披
露する若いお兄ちゃんも居ますが、本当に時
々しか見ません。
ギターも高級ギターが置いてあるブースには
人もいませんし、居ても金持ってそうな中高
年の男性しか居ません。
それもどちらかというとアコギの方が多い感
じがあります。
◯◯◯持てばスーパースターも夢じゃないと
か、初心者キットみたいなセットで「キミも
ヴァン・◯◯◯やジェフ・◯◯◯を目指そう」
なんてコピーも昔の話です。
爺さんがモズライト探しに来たとか、リッケ
ンバッカーやカール・ヘフナーの左手用探し
に来たとか聞くと納得です。
こんなところにも少子高齢化の波が押し寄せ
ているみたいです。
私も9月に屋外でライブに出ますが、環境保護
活動家に生卵とかぶつけられないように気をつ
けたいと思います。
でも、不思議ですよねぇ。
卵もめっちゃ高いのに、コストも度外視、生活
困窮してる人を救うでもなく、環境保護ファー
ストっていうのも・・・。
ぶつけてやったつもりで卵を生活に困ってる人
に提供してあげてください。
フードロス反対です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?