ゆるふわ坐禅体験談
以前近くのお寺で初心者向けの坐禅会が開催されていたので興味が湧いて参加した。
坐禅をするのははじめてで、竹刀みたいなので叩かれる、足が痛くなりそうくらいのぼんやりとしたイメージしかない。
坐禅会がどんな感じで進められるのかイメージがわかず少し不安を感じつつお寺に向かった。
坐禅会は軽いストレッチを挟みつつ、坐禅を10分、10分、20分行う。
回を重ねるにつれ段々と心が落ち着き、終わったあとにはあれこれ悩んできたことがストンと整理されたように感じた。この状態が坐禅で見た時に正しいかは分からないが。
座禅後お坊さんが言っていた。
「必ずしも座禅後にスッキリした気分になるものではない」
え!そうなの!?
坐禅って終わったあとにスッキリするからみんなやってんちゃうん?って思ってた。
その方が言うには、
坐禅をすることで普段は無意識下に抑えている見たくないもの、考えたくないものを客観視する時間になる。
だから見たくないものと向き合うことになるので、必ずしも座禅後スッキリした気分になるものでもないそうだ。
今回坐禅会に参加した直後は禅のことが少し分かったように感じていたが、こうやってnoteを書いている中で人に伝えようとすると分からなくなってきた。
ただ毎日SNSやYouTubeを見て、インプット過多になり、自分を見つめる機会はほとんどなかったように感じる。
坐禅をして1度自分の体を見つめる時間を作り、自分を知ることは大切な時間なのだと気づいた坐禅会だった。
この坐禅会から日常的に坐禅をするようになった。以前より少し自分のことを客観視が上手くなった気がする。たぶん。
もっと禅について知ってみたい。