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新聞の報道について

脱ステロイド脱保湿療法という言葉や
その現状、本当に事をご存じない方が多いと思います

なぜなら、報道されないからです

むしろネガティブな印象を与えられていると思えます
それは日本の医療業界の根深い問題です

脱ステロイド脱保湿は危険
へんな方法
とんでもない
という感じを持っておられる人も多いでしょう

大きな理由は
一つは「報道」にあります

それも
微妙にニュアンスをぼかしていますが
明らかに偏った報道です

印象は気が付かないうちにもたらされています

なんとなく印象が悪いように思わされている
例えば
私は昔からずっと
中国やロシアはあまり印象が悪い国
アメリカやイギリスなどのヨーロッパ諸国はとても印象が良い国
でした
それは報道や教育でそのような情報をあたえられてきたからです
今はそれは違うとはっきり知りました
報道が正しいということは無い、教育が正しいことは無い
事実をそのまま伝えているのではない
と知りました

それと同じで
脱ステロイドについても
ほとんど知らない、もしくは
良くない印象を持っておられると思います

今年、毎日新聞と朝日新聞で
非常に偏った報道がなされました

朝日新聞では

上のような記事があります

毎日の記事は
あからさまに脱ステロイドを「盲信」と記載しています
毎日新聞はステロイドを子どもの金属アレルギーに使いましょうというドクターの記事です

・脱ステロイドをすると悪化する
・素人判断ですると大変なことになる(これは正しいですが、危険な印象を与えています)
・アトピービジネスという言葉であたかもよろしくない印象を一緒にくっつけている(これは全く別物の話なのに)
・ステロイドが標準治療になっているから、大丈夫、という所からの話になっていている。
ステロイドが標準治療になっているにもかかわらず、アトピー患者が増え続けている事やステロイドの量が増え続けている事の問題点には全く触れていない

などなど様々な言葉や文章による印象操作が
混じっています

全く知識のない人が読んだら
「ステロイドが良くて塗らない人はおかしい」と判断するように書かれた記事です
患者さんと思われる人の話は一方的で客観的事実よりも
感情的な記載ですし、その他の文章も
一方的です
なぜなら、脱ステロイドで良くなった人の事か書かれていないからです

続きで
脱ステロイドで良くなった人の話が入るなら
わかりますが
それはありません

私は脱ステロイド脱保湿を勧めていますが
ステロイドでさらっと良くなってしまう人はいることは
もちろん知っていますし
そういう人はそれでいいのです
しかし問題は
片方の意見しか報道せず
もう一方の事を世に知らせないということが
おかしいのです

選択肢を与えていないことに問題があります

薬を使っていてもよくならない人がいるし
そうでなくても
薬を最初から使いたくない
という人もいます

そういう方々にきちんと伝えないといけないのではないでしょうか

しかしそもそも、日本のメディアにそのような機能は
期待できないので
こうして、知っている私が伝えるしかありません

薬以外でもアトピーが良くなる方法はあります
新聞・テレビが行っていることは偏っている事を知ってください
自分の目と心でしっかりと見極めてください

★なかなかよくならないアトピーの人のこと
たくさんの患者さんから教えてもらったことを
本の中で書いています

「アトピー治療は肌じゃない」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CGVD6BXQ

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