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アトピーと副腎疲労

アトピーはステロイドを塗る治療が

一般的ですが

そもそも身体からステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン)が出ています


それは「副腎」という所から

でています

腎臓の上にちょこんと載っている薄い餃子のような臓器です

副腎は本当にものすごい働きをしています

副腎ホルモンはストレスから体を守るために働いています

コルチゾールが副腎皮質から出ているホルモンで

アトピーで使うステロイド剤はこのコルチゾールを

薬として応用したものです


また、コルチゾールの働きは

抗炎症・抗アレルギー・低血糖防止

ナトリウムカリウムもバランス調整

血圧の調整・メンタル調整

様々な体の基礎的な働きをつかさどっています


ステロイド軟こうを長年塗っていると

皮膚に対する刺激が強いだけでなく

外から補充されるために

身体の中から出る能力がほとんどなくなってしまっています

ですので、

脱ステロイド脱保湿すると

元々ある体のステロイドを出す機能が著しく低下しているので

塗らないことによる激しいリバウンドが起こります


塗り続けていることにより

元々あるホルモンよりも

もっともっと量の多いステロイド剤を

外から与えていたので

そのギャップが非常に多く

様々な症状が起こります


しかし、外から補充されない時期を過ぎていると

身体は徐々に本来の働きを取り戻していきます


自分に必要なステロイドを

必要量だけ出せる体になります


副腎疲労という状態は

長年の副腎の酷使によって

副腎の機能が低下して起こる

状態です


ステロイドの外用剤を長年塗り続けていることも

ある意味、副腎機能が

強制的に著しく低下している状態ともいえます


副腎機能は

視床下部や下垂体にも関係しているので

それによる

血糖値の不安定や

不眠

体温の調整のアンバランスや

メンタル不調も起こってきます


アトピーは副腎疲労も深く関係しています

なので

肌ではないアプローチから

肌を改善することができます


ここまで読んでくれてありがとうございます


いつも応援しています


★なかなかよくならないアトピーの人のこと
たくさんの患者さんから教えてもらったことを
本の中で書いています

「アトピー治療は肌じゃない」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CGVD6BXQ

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