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ゾンビになるまでにしたい100のこと

好きなアニメの中に、「ゾン100」というアニメがあります。
主人公のアキラ君は、労働環境が悲惨な会社に新入社員として
働いていました。
先輩の仕事ぶりを見よう見まねで模倣したいところでしたが、
体と心がついていかず、会社に行くのがうんざりしている日々を
送っていました。
すると、ある日、
ゾンビに人々が襲われる日がやってきて、
会社から解放された世界に感動し、
どうせ、ゾンビになるなら、好きな事をしようと、
したい100の事を叶えに行く旅をします。

私がこの作品を知ったタイミングも疫病が世界で蔓延する
世の中だったので、何かしら、メッセージ性は強く感じました。

よく、就職試験の際に会社紹介をする人も、
このようなアキラ君のような思いを持っているのでしょうか。

だとしたら、自信を持って、会社で仕事をしていて、
学生さんに勧めることのできる会社員は世の中に何割いるのでしょうか?

月収は安定的にもらえますが、
他に失うものが多いような気がします。会社員生活は。

このゾン100というアニメは、そのような縛りから解放された、
アキラ君たちの生活が描かれています。

本来は、人間というのは、
自然環境の中生きていて、
明日や、未来の安全が保障されていないのが大前提でした。

しかし、世の中が進むにつれて、発展し、
死というのが身近でなくなりました。
その結果、生というものを感じることが薄れ、
日常生活を死んでるように過ごすことも多いでしょう。

漫画やアニメを見ている人ならわかると思いますが、
アキラ君のような、本質的に生きている人は、
この国に何割いるのでしょうか。

あの疫病が蔓延する中、
この作品を作者が出すタイミングに意味合いがあるように
感じます。

アキラ君の世界のように、
死というのが身近にあるからこそ、
生きること、生きている事、食べれている事、
生活できること、国があること、
全てに感謝できるでしょう。

だからこそ、昔の日本人が大切にしていた、
愛国心や道徳というのは、
現代の日本人とは与えられた環境が違うため、
大切にできるわけありません。

アニメでこの作品を描いていますが、
考え方は同じ気がします。

生活の中心に終わりが来る死というものを置き、
命のありがたみを感じながら、
自分のやりたいことを一生懸命する。
本来は、これが大事だと思います。

アキラ君が出会う人、出会う人に人生があります。
ゾンビに感染した人が蔓延する社会で、
皆、言う事が、
子供の頃はこんな夢があって、
こんなことをしたかったと。です。

大人というのは、やりたいことをできる人は
少ないですよね。
皆、何かに縛られながら生きるものだと思います。

ですが、夢を語り、
夢を見ることを忘れないことは必要だと思います。

何か、このような世界で、
感じてほしいと思い作者も作品を作っていると思います。

自分の人生をどう生きるか、
自分で決める必要があります。

理想を捨てないでほしいと思います。

ゾン100、面白いので、
見てない人は是非、見てくださいね。

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届け屋のルナ
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