葉山葵々というヒト!?

自己紹介。

英語系学科の大学生だった。

 葉山葵々。B型。乙女座。

最近は日本語の崩壊が激しくて困っている。言い回しが変とか、語順が不自然とか。

それなのに英語が話せるわけではないから、
物書き(もどき)のくせに、これが本当に深刻な困り事である。


一応宣言しておく。
私は根っからの日本語ネイティブだ。
ただ少し、英語に犯されているのだと、私は自分自身をそう表現したい。

そしてそれは、それほど不快な感覚でもない。


結局、私はヒト言語に呪われている。
一単語もわかりやしないのに、延々アラビア語やハンガリー語のスポーツ実況を聞いたりする。
人生で初めて勉強してみたいと思った外国語はフランス語で、でも大学の第二外国語はロシア語専攻。
メアドはなぜかスウェーデン語だ。

そして最後に辿り着くのはヒト言語そのものへの憧れであって。

何よりも、
日本語を母語に持つことの素晴らしき偶然と、
この妖艶な言葉が成す甘美な世界を生きる、
その喜びを感じている。

 

夢と幻想と、少しのリアルを、
今、この文字列に巡り会い、なんだこれ、と首を傾げている、ヒト言語の遣い手さんに―

私のちょっと疲弊した脳みそが紡ぎ出す言葉の世界が、
少しでも意外で、辛くて、楽しいものであったら良いなと、そう願います。

ここまで読んでくれた全てのヒト言語の遣い手さんにとって、
私の文章が、終われないヒト言語生活を少しでも彩るものであるのならば、

葉山葵々は多分に嬉しく思います。


 

目を開く。白い天井。そこに目はない。
ベッドに横たわり、真っ白を見つめているのは私だけ。

さっきまで私を見ていたはずの、葉山葵々というヒトはもういない。

「違うよ。私はあなたの中に眠っているの」

 胸の奥から何かが囁きかけている。だから私も問い返す。

「私は誰?」
「あなたは侵略者。葉山葵々を侵す者」
「私は誰?」
「あなたはずっと遠い星からやってきた、葉山葵々とは別の精神体」

 
―は?

 

で、結局よくわからんぞ!お前は何なんや!と思っていらっしゃる、ここまで付き合ってくださった優しい皆様。

さて、これは何なんでしょう!?

 

以上、私の自己紹介でした!

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