「許せない記憶」で見つけた”おしっこサイン”
こんにちは。里美です。
4歳男子のママで会社員とコーチ・カウンセラーをしてます(^^♪
早いもので今年もあと約2か月ですね。
仕事ややりたかったことの棚卸しと一緒に
「記憶」の棚卸しもしてみませんか?
だいぶ見方がバージョンアップされ、新しい年を前にリフレッシュすること間違いなしです👓
私の場合の棚卸しは、いやな、いやな「許せない記憶」
ただ「許せない記憶」には意味があり、「許せない記憶」から
「おしっこサイン」を見つけて、本当に重宝するようになりました
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10年前ほど転職したばかりで、当時、仕事をバリバリ頑張って認められたいと思っていたころ。
同じ部署のA子さんの持っていた集計業務を見て、
「私やりましょうか?」と自ら声掛けたのが始まり。
その集計業務は会社から特に重視されているわけでもないけど、
実績を個別にヒヤリングして集計するかなり面倒くさい業務だった。
そのうち私自身の他の業務もどんどん増えて、その業務に時間を割けず、
集計のヒヤリングが遅れ、後回しになっていた。
そんなとき会議室にA子さんに呼び出され1時間。
日頃の私への不満から始まり、
「まわりのみんな、’言われないと自分から仕事しない’とみんな言っている」と人格否定まで。
私はそのとき、
「何でこんなに責められなきゃいけないんだろう」
「私は可哀想」と感じ、
「業務を引き受けるのを自分から言わなきゃ良かった」と後悔した。
その後は2年くらいA子さんを避けるように過ごし、
他の仕事でも、あまり自分からは提案することは避けて
元々あった自分の「隠蔽体質」も強くなっていった。
結局2年後A子さんとは部署も分かれたが、
その間、自分の中でも恨み、つらみで過ごした2年だったし、
その後も会議室のできごとや彼女のことを「許せない」という強い記憶が残った。
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私の場合の「許せない記憶」はこのような記憶。
さて、そんな許せない記憶、皆さんにもあるかもしれません。
無理に許せない記憶や人を今すぐ許す必要はないです。
が、せっかくした嫌な体験。嫌なまま終わらせたらもったいないので活用してみましょう
よく世の中には「必要なことしか」起こらないといいますが、
「許せない記憶」も、自分が自分に「何か重要なこと」を気づかせるために起こさせた
としたらどうでしょう。
まずは思いっきり嫌な体験を乗り切った自分を労いましょう。
自分の一番の味方は自分ですから😉
そして癒やされたら
「何を気づかせる目的で’自分’がその'許せない体験'を起こさせたのか」感じてみましょう
許せない記憶を思い出した時、私に浮かんだのは
「責められる」「可哀そうな私」という感覚
その裏には私の場合、
①事実と人格を混同している
→「仕事しない人」と言われたという事実=ダメな自分と
私が混同している
②目先だけでなんとかしたい
→目的見失っている
③強くいなくてはいけない、失敗してはいけない
→失敗や弱みは見せられない、人に頼れない
相手の人や周囲にサポートを求めればよかったのではないか。
④私はかわいそう、相手が悪い
→白黒で判断している。
自分or相手が正しい、間違っているではなく
妥協点無かったか。
という自分が浮かんで来ました。
特に、②の人に頼れない、に気づくと、当時同じ部署に
「人のサポートを得る達人」みたいな方がいて
関西出身のおっちゃんだったけど、
「〇〇ちゃん、〇〇さんこれ苦手やから助けて😄」
と後輩にも先輩にもサポート求めるのが上手い方だったけど、
自分で一人かっこつけたり、可哀そうな人になるより
サポートを上手に得られる方がよっぽどカッコイイと思えて来たのでした。
こう思うと「許せない記憶」で浮かんで来た
”「責められる」「かわいそうな私」という感覚”はついつい私が見落としていた
大事な点を教えてくれるサインではないかと感じたのです。
いわば、赤ちゃんのオムツの「おしっこサイン」
世のパパ、ママならご存知のオムツの「おしっこサイン」は
オムツでおしっこすると、青のラインが表示されます。
赤ちゃんは「おしっこした~👶」と言わないので本当に便利。
このおしっこサインがないと、おしっこに気づかず、
赤ちゃんのおまたやお尻が蒸れたり大変。
おしっこサインは表から見えないものを示してくれる大事なサインなのです。
さきほどでいうと
私の場合、”「責められる」「かわいそうな私」という感覚”が湧いてきたら、一瞬は落ち込みますが、すぐ「あ~おしっこサインね」と
さきほどの①~④のチェックポイントを見落としていないか振り返るようになりました。
例えばミスやトラブルがあっても、
事実と人格を切り離し、関係ある人に報告し、
サポートもどんどんお願いする。
そしてそもそもの目的がずれてなかったか、
また昔は、自分をかばうために
○○のせいと他人や状況のせいにしていたのも
自分の改善点や他人の改善点は早めにフォローするなど
白黒でなく、調和できる点を振り返ってみる、
こうすることで、
”「責められる」「かわいそうな私」という感覚”を湧かせるできごと自体
随分少なくなったし、あっても建設的に対応できるようになりました。
そして、そう思うと、「許せなかった記憶」も
自分の大事なことを気づかせるためだったのね、
と戦友と少し握手したくなるようなそんな気持ちも湧いてくる。
なかなか「許せない記憶」をあえて思い出すのはしんどいですが、
ぱっと脳裏に浮かんだら、このワークを実践するチャンス。
ぜひ今年の棚卸しにお試しを😉
SATOMI
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