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【個別銘柄徹底分析】 Abalance


Abalance 日足
Abalance 週足


Abalance
2023年8月26日分析
【証券コード】 3856
株価   5170円
上場来高 13620円
時価総額 902億円
PER  12.8
PBR  6.82
配当金  6円  
配当落日 2024年6月27日   
株主優待 無
会社設立 2000年4月 
会社上場 2007年9月
特色   IT創業後、建材商社WWBと株式交換
     主力は太陽光発電
     傘下にベトナム太陽光パネル会社
連結事業 太陽光パネル製造 88% 
     グリーンエネルギー 11% 
     ITO 2% 
     他
海外比率 日本 12% 海外 88%
競合他社 
信用区分 信用銘柄
信用売残    43,100
信用買残 1,918,700

【機関投資家統計】
持株比率 24.23%
保有枚数 421,33万枚

【2024年6月期会社予想】
売上高  2518億円  前期比+15.8%
事業利益 
営業利益  158億円  前期比+16.5%
経常利益  158億円  前期比+ 6.8%
当期利益   70億円  前期比+28.6%
EBITDA  
利益率  6.2%

【過去4年業績推移】
       売上高  営業利益  経常利益 当期利益 1株益
2020.6  66億    3億   3億   2億  13.6
2021.6  269億  13億  12億   5億  34.2
2022.6  924億  16億  15億   8億  52.8
2023.6 2174億 135億 147億  54億 321.7


第4工事稼働で生産能力大幅増
部品の自社製造


 【四季報分析】
・2021年4集
 ベトナム太陽光パネル会社『VSUN』通期連結。
 メガソーラー販売ないが前期稼働4電源が寄与。
 水素蓄電池4億円。
 太陽光パネルのリサイクル開始。
 『VSUN』上場の計画。

・2022年1集
 『VSUN』40億円上乗せ。原材料高が響くが後半復調。
 買収案件多く売電拡大。工事特益。
 原材料・輸送費の価格転嫁交渉中。

・2022年2集
 原材料高・輸送費の高騰響く。価格転嫁に全力。
 2023年6月期は『VSUN』85億円寄与。
 明治機械にTOB。
 『VSUN』6月上場。

・2022年3集
 『VSUN』通期390億円上乗せも利益寄与小。
 増産で太陽光パネル部門年商880億円視野。
 欧米から想定外の受注続くが資材・船賃の高騰響く。
 値上げ全力。

・2022年4集
 『VSUN』欧米輸出拡大し、部門年商1000億円計画。
 部材・船賃一服し値上げ浸透し利益率改善。
 『VSUN』上場審査遅れで1年先送り。米国市場も視野。
 国内の太陽光発電は系統連系を加速。30年売電契約。

・2023年1集
 『VSUN』第4工場稼働し絶好調。
 太陽光パネル部門年商1400億円視野。
 『VSUN』第4工場近郊に太陽電池セル工場を計画。 

・2023年2集
 『VSUN』第4工場フル稼働で欧米輸出急拡大。
 太陽光パネル部門年商2000億円視野。
 増額利益保守的。
 太陽光セル工場10月竣工。
 来期に東証プライム市場に指定替え検討。

・2023年3集
 2024年6月期も太陽光パネル米国輸出好調。
 太陽光パネル部門年商2400億円射程。
 下期に太陽電池セル一貫生産始まる。
 『VSUN』米国上場視野。

【分析・コメント】
〇世界的なテーマである『脱炭素』のど真ん中でる太陽光パネルを製造するベトナム企業『VSUN』を傘下にもつ会社Abalance
〇直近の株価は、ベトナム企業『VSUN』を連結化後大幅続伸し10バーガーも達成したが現状は調整局面にある。
〇今後の展望として
・太陽光パネルの需要増での『VSUN』のさらなる成長
・太陽光パネルの原材料費・船賃増の価格転嫁がさらに進み利益率の向上
・太陽電池セルの売上貢献
・『VSUN』東証プライムへの指定替え・米国上場
〇上記の通り世界的に太陽光パネルの需要は今後も広がっていくことが予想される中で価格転嫁・増産がさらに進めば売上・利益の向上ができ、さらには米国上場がなされた際には注目され現状の株価水準を切り上げていく展開が期待されている。

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