第31回議論「シンポジウム 社会科教師はロシアのウクライナ侵攻をどう受け止め、対峙するのか」 (「社会科」研究チーム)


第31回は、小・中・高校の各校主の先生方から「社会科教師はロシアのウクライナ侵攻をどう受け止め、対峙するのか」というテーマで報告いただき、大学の先生から指定討論として、ご指摘をいただきました。報告等を受けて「ロシアのウクライナ侵攻をどう受け止め、対峙するのか」について議論が展開されました。

・(小学校)善悪や認識内容はさておき、ロシアのウクライナ侵攻について知らない子がいないようにしたい。
・(中学校)日々目にするニュースの情報が正しいのかどうか吟味できる力を。既存の学習内容と現代社 会とつなぐようにする。
・(高校地歴)なぜロシアによるウクライナ侵攻が起きたのか歴史的に考えてもらいたい。ウクライナ侵攻が決して他人事ではないことや平和の脆弱性に気付かせたい。
・(高校公民)なぜ私たちはロシアのウクライナ侵攻について学ばないといけないのかという視点で考え させたい。私たちは戦争を止めるにはあまりに無力だが、平和を実現するために無能ではない。生徒は募金をきっかけに問いを立て、情勢について知ろうとした。
・日本に入ってくる世界の情報は西側諸国から入ってくるもの。その時点でバイアスがかかっている。日本人は平和の実現に対して不断の努力をしてきたと言えるのか。
・FactとFake

参加者29名

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