具体的な言い方が必要!
発達障害系は基本的に具体的に指示を出してもらえないと理解できません。
はっきり言って曖昧な表現は理解出来ないのです。
わたし自身曖昧な表現に関して大人になった今だとようやく分かりましたが、ぶっちゃけそれでも理解しにくいし無駄な表現だなとしか思えません。
具体的な指示の出し方やコツ、何故曖昧な言い方をすると良くないのか、それらを含めてご紹介していきましょう。
具体的な指示出しの重要点
曖昧な指示の例えですが、「袋取って 」、「そこにおいておいて」とか、普通に聞くと理解は出来るとは思います。
しかし発達障害系は文字をそのまま受け取ってしまうため、何の袋を取れば良いかどこにおいておいて良いのか理解しないまま行動してしまうことが多いです。
具体的な指示出しの方法はこんな感じになります
・例「袋取って」→「ごみ袋用の袋を引き出しから出して」
「そこにおいて置いて」→「ゴミだから床に置いておいて」
最後まで具体的に細かく言わないと理解してもらえないと思っておいてください。
こんなことを言わなくても分かるだろうと思われがちですが、本当にわからないんですよ。(・口・)
1−10全部言っておいた方が良いです、マジで。
面倒くさくても具体的に言う癖を付けると、発達障害系の相手も理解してもらえます。
2.発達障害系は曖昧が理解できない
作者自身そうですが曖昧なものが理解できません。
基本的に発達障害系の世界には白と黒しかないと思っておいてください。
そのため具体的な指示やお願いでないと、大雑把に遂行されてしまうのです。
これに関しては健常者側の自覚のないある癖によるせいで曖昧な指示を出す人も少なくないでしょう。
・ある程度何でもこなせる人
・そこそこ何不自由のない環境にいた
・固定概念が結構強い
わたしの周りには健常者の友人が多いのですが、発達障害系に対してなんでやねんと思っている人間の特徴は上記3つが当てはまっていました。
健常者は基本的にある程度何でも出来る人が多く、曖昧な指示でも理解出来るため他の人も自分と同じようにという考えが強いことが判明しました。
これは健常者当人が意識している訳ではなく、健常者と接した時に判明したことです。
そして固定概念がそこそこ強い人だと、『自分が出来るのだから他の人も出来て当たり前』だと思っている人もいます。
あえて言おう、カスであると!www(・A・)
3.自分は出来るけど他の人は出来ないという意識を持ってみてほしい!
基本的に人間という生き物は傲慢です。
自分より劣っているものを見下す習性があります。
自分はそうでもないと思っている人も多いですが、劣っている人を見てほっとしたり、バカにする人いませんか?
そういう所でいじめが多いんですよ。(・へ・)
わたしも発達障害系ではありますが、IT系のコールセンターで働いており、お困りごと解決窓口で対応しています。
お客様の中にはスマホやPCなどの使用方法や確認方法もわからない人もいますが、誰にでもわかってもらえるように案内しています。
わたし自身発達障害系のへっぽこではありますが、お客様から頂く対応アンケートはかなり良い方で、他のスタッフにも褒めてもらえました。
誰かにものを教える、話す時、自分が心がけていることがあります。
・自分の知っていることは当たり前ではない
・自分が出来ることは相手にとって出来ないこともある
・相手は自分と同じ知識を持っているか?それ以上かどうか事前に共有する
・こちらの指示で相手が理解してもらえなかったことは自分の責任(ただし一般的が出来ないのは別)
難しいことをごちゃごちゃ考えるよりも、一番シンプルで考える方が良いです。
健常者は曖昧を理解出来る分、反対に小難しく考える人がいるとも知りました。
わたし自身ストレートな考え方しか出来ないので、こういう所はシンプルにやっていく方が良いと考え現在に至ります。
ちなみにわたしが記載した一般的なことというのはスマホの再起動、コンセントの抜き差しです。www
わたし「体が弱ってて出来ないとか、そういうことは別やけどね(・∀・)」
4.相手が指示待ち人間なのはあなたの指示が具体的ではないから?
昨今指示待ち人間という言葉を耳にしたことがありませんか?
よく職場に指示を待つだけの人間がいるのですが、自分から動けよーなんて人もいると聞きます。
あえて言います、それって指示待ちというか動いたら怒られたから怖くて動けずあなたの指示を待っているのでは?
わたし「わたしもそうやったもん
何かしようとしたら動かんといてとか、さじ加減わからんかったし
何か古い世代の人間って特にそういうの多いよね〜、こちとらエスパーじゃないからお前の考えてることなんか分かるかって話(●`ε´●)
曖昧で中途半端な指示だけだして、違うかったら怒ってさ
すんごい気分悪かったよ、それ以降何がって聞くようにしてはいるけどさ
でもそれって、トラウマになってる人は怖くて脚がすくんじゃってるかもしれんよ?」
ようはそういうことです。
発達障害系は大人になると自分は人と違うと認識しています。
そしてそれが上手く指示をこなせないようになると、自分を責めて悲観的な性格になってしまう人も少なくないのです。
具体的な指示は細かくてもいいので出すと、この人は丁寧に教えてくれるんだと認識してもらえるので、発達障害系の相手から信用してもらえますよ!!
具体的に伝えるのが面倒くさいって思っても、これは意外と仕事の面でも部下に教える時に役に立つのでメリットだらけです。