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消費税の不都合な真実

消費税は現在の日本には全く必要のないものと思われます。
消費税に関して私たちは凄く誤解をしています。
そこには何か「不都合な真実」があるのでしょうか!?
消費税に関しての見解をまとめてみました。

参考文献「消費税減税 ニッポン復活論」

消費税について

増税をすると成長が鈍くなる

これは何となくでもイメージつきますよね。
増税することにより消費が抑えられ、企業の売上が下がります。
売上が下がるので、設備投資もできず、人件費カットなどの経費削減の方向にいき、負のスパイラルになります。
政府は消費対策として、軽減税率やポイント還元など色々やりますが、効果は一時的なものです。

経済というものは、消費を起爆剤に発展していくものであり、消費がすべての源なんです。
引用:消費税減税 ニッポン復活論 p21
引用:消費税減税 ニッポン復活論 p21

消費税は預かり金ではない

これは一見分かりづらいんですが、とんでもない勘違いがはびこっています。

「私たち消費者は、モノを買う度に消費税を払わなくてはならなく、事業者が一旦預かって、事業者が税務署に納めている。」

そう思っていませんか!?

実はそれが大きな勘違いで、事業者が消費税を納税する仕組みがある。ただそれだけなんです。
だから、売上1000万未満の免税事業者は消費税という名目でお金を受け取っていても、納税義務はありません。

でも、そんな免税事業者をいじめる?制度が、「インボイス」です。
(内容はここでは触れません)

事業者は消費税を消費者から預かる義務もないし、消費税は店に預ける義務もない。
事業者は、売上や仕入れなどから一定の計算によって算出された結果を消費税として税務署に納める、それだけです。
引用:消費税減税 ニッポン復活論 p63

じゃあ、消費税は何なのかいうと、「利益」と「人件費」にかかる付加価値税というのが本質です。

だから、正社員から派遣社員など非正規雇用にすると消費税や社会保険料がかからない(人件費を外注費扱いにできる)ので、多くの企業は人件費を削減しにきているのです。

引用:消費税減税 ニッポン復活論 p87

税金は財源ではない

「税金は財源」というのが、もっとも日本国民に根源的に根付いている税金に関しての勘違いではないでしょうか。

実は、国債を発行すれば財源は確保できるので、税金で徴収する必要はないのです。

政府は、税収が多かろうが少なかろうが、「必要ならば」、国債を発行することを通して貨幣をいくらでも調達することができるのです。
引用:消費税減税 ニッポン復活論 p138

もっとも、税金の役割は他にあるので、税金を無くすわけにはいきません。

【税金の主な役割】
・貨幣の流通
税金の支払いを日本円にする事で、強制的に円を流通させる。

・政策的な役割
政策を実現するために、税金を使います。
格差の是正もこれに当たります。

・景気の安定化
景気が良い時は徴税を増やし、景気が悪い時は徴税を減らします。
所得税や法人税などはこれに当たります。

消費税は国民への経済制裁

税金はいわば、罰金になります。
タバコの消費を抑えたいから、タバコに税金をかける。
輸入を抑えたいから、関税をかける。
では消費税はというと、消費をする人に罰金を課しているんですよね。
デフレの日本の消費を抑えてどうするんでしょうか😢
(今のインフレは原材料高騰のため起こっている、スタグフレーションという悪いインフレです)

考察

じゃあ何でこんな事がまかり通っているの?
って思いますよね。
おそらく、財務省内での「不都合な真実」があると思います。

「チ。」という私の大好きな漫画があります。アニメ化も決定され、根強いファンがいるようです。
本書でも少し「チ。」について書かれているのですが、私は違う観点から考察しました。


この本にピャスト伯という人物が出てきます。
完璧な天動説の証明に人生を懸けた、その当時とてつもなく権威のある学者です。

バデーニという人物が、このピャスト伯に、当時異教とされた地動説が正しい事を証明するために協力してほしいと頼みます。

つまり、自分の生涯を懸けていたものが間違っているという事を証明しろという事です!

言うまでもなく、最初は足蹴にされましたが、ピャスト伯はそれ以上に真実を知りたかったのでしょう。なんとバデーニに勝負を挑みます。

結果、バデーニの主張が正しいと証明され、自分の信じていた天動説が否定されたわけです。

これって、信じられますでしょうか!?
自分の生涯の大半を注ぎ込んだものが、すべて間違いだったという事を自ら明らかにしたという事です。
普通だったらアイデンティティが崩壊してしまいますよね😭

ピャスト伯の凄いところは、自分の主張が間違っているかもしれないと薄々気づいていたのにもかかわらず、真実を重んじることを選択したということです。

消費税を廃止や減税するには、財務省の意向が大きく関係してきます。
消費税は正にここでいう「天動説」になります。

しかし、消費税を認めてしまうと、今までの財務省の存在意義が無くなり、国民からの反感もとてつもないものとなってしまいます。

ピャスト伯は、全てを捨てる覚悟で、今までの研究成果より「真実」を取ったのです。

今の財務省にこのように自分の保身を捨てて、真実を明らかにする心意気のある方はいらっしゃるのでしょうか。

まさに、消費税の減税や廃止を認めることは、財務省にとって「不都合な真実」となるのです。

まとめ

消費税に限らず、世の中には嘘が蔓延っております。

ただし、それを変えようと反対運動をしたり、正義を振りかざして戦ったりしたら、元も子もありません。

大事なのは、その構造を知った上で、「どう幸せに生きるか」です。

確かに、税負担は大変ですが、今のようなお金の仕組みも近い将来変わるでしょう。

大変な現実が目の前にあったとしても、それすらもより行きやすい社会の前触れだと楽しんで生きていければと思います🤗

最後までお読み頂きありがとうございました☆

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