これからの組織のあり方 「自然経営」を読んで
こんにちは。ゆうじです。
不動産会社に勤めておりますが、自分の会社含め組織について常々思うのは、
これからは従来型の
「トップダウンの組織は厳しいよ!」
という事です。
これからは風の時代とか水瓶座の時代とか言われております。
個々を尊重し、共感を大事にし、一人一人が全体を作り、全体が一人のためでもあり、スイミーのような社会をイメージしています😌
そんな中
武井浩三さん、天外伺朗さん著作の「自然経営(じねんけいえい)」を読みました。
正にこれからの世の中に必要な組織論について学べました💡
武井さんの創業したダイヤモンドメディア社が取り入れてきた「ティール組織」的な考え方について、天外伺朗さんと対談方式でまとめられた本です。
ティール組織について、本書では
「従来の常識だった階層的な組織構造がなく、すべての人が複数の役割をそれぞれが持ったまま、すべての人と対等につながったフラットな組織(多形構造)。そして、一人ひとりの自主性が完全に保障され、誰かが指示・統制をするのではなく、自律的に組織が動いていくという生命体的な組織運営」
と述べられています。
ティール組織というのは、元々はフレデリック・ラルー さんの言葉のようです。
ちなみに、多型構造(たけいこうぞう)は偶然にも武井浩三さんと同じ読み方が一緒😂
アナグラム的なものがあるのかなと思いました。
ありがとうで有名な著作家の小林正観さんの名前を入れ替えると
「こばやしせいかん」→
「かんしゃはこせい(感謝は個性)」
「こばやしせいかん」→
「こんせいはしゃか(今世は釈迦)」
となります(すごい。。)。
武井さんも名前に宿った運命があったんでしょうかね😮
本書で書かれている組織について気になったポイントをいくつか挙げてみました。
①組織とは生命体
②情報の透明性
③ヒエラルキー構造の撤廃
④給与の透明化
今までの組織は、ガチガチのピラミッド方式で上が下を管理するというもの。
自然経営はルールを無くし、生命体のように自然の成り行きに任せた経営。
普通は経営者がやりたい事をコミットしたり、売上目標があるから、こんな事なかなかできないですよね〜。
そのためにはまず情報を透明化する必要があり、その中でも武井さんがこだわっていたのは、給与の透明化だそうです。
これをできてる会社はほとんど無いとのこと。
たしかに、みんなの給与が公開されれば、明らかに仕事量と給与が見合ってない人が分かりますし、そんな人は自然淘汰されてくんでしょうね。
次回は本書でも述べられている、由佐美加子さんの「ザ・メンタルモデル」にも触れていきたいと思います。