子連れケアンズ旅行3

ケアンズの天気は晴れ。
日差しは強いですが、気温はそれ程高くなく過ごしやすいです。海が近くて、飲食店やショッピングモールが並んでいます。

妻の言葉を借りると、田舎のハワイみたいで凄く良いです。

また、近くには水族館や公園もあって、こんな大きな市民プールも無料です。
市民プールと言う言葉からは想像出来ないクオリティとロケーションです。

子供たちも飽きずに遊べそうです。

市街散策では、これらのショッピングモールや水族館を周り、海が見えるレストランのテラスで昼食やコーヒーブレイクを楽しみました。

ケアンズいいですね。
ケアンズは日本人の留学生や在住者も多いらしいですが、この環境なら確かに。

しかし、すごく魅力的な街に来ているにも関わらず、子供たちの1番の興味はハト追いでした。
広い芝生にたくさんのハトが歩いているので、何度も何度も追い回しています。

日本でいつでも出来るアクティビティです。

他には、アリの観察にもハマっていました。
日本では見かけない身体が緑色のアリが大量発生しており、「緑のアリさんだー」とか言いながら、兄弟で何十分も観察していました。

アリの種類は違えど、これも日本で出来そうです。

とはいえ、やはり冬のケアンズの過ごしやすさがあったからこそ、何時間もこうして外で好きなことに熱中出来たのだなと感じます。

同じ時期に日本でこんなこと暑くて出来ないですからね。

翌日はキュランダ村に行くツアーに参加しました。

往路はバスとゴンドラ、復路はキュランダ鉄道でケアンズ駅まで帰るツアーです。

朝は雨が降っていましたが、ゴンドラに乗っている間にあがりました。
ケアンズの天気予報は、ずっと雨で心配していたのですが、雨が降ってもすぐ止んだり、少し場所を変えれば晴れていたりと、何とか上手くやり過ごせたように思います。

そういえば現地の方は、傘を持ち歩いていなかったように思います。傘を持っているのは観光客だけのように見えました。
ケアンズの雨は少し雨宿りすればすぐ止む、ということなんでしょうね。

ゴンドラの下は、映画アバターの舞台となったジャングルらしく、神秘的な景色が続きます。
広大で自然が広がるオーストラリアを感じられる景色です。

子供達からも「恐竜いるのかな？」なんて言葉が出るくらい雰囲気のある場所でした。

何度かゴンドラを乗り換えて、いよいよキュランダ村に到着です。

キュランダ村という名前から、かなり辺鄙な場所を想像していましたが、そんな雰囲気は全くありません。
観光客向けに色んなお店が並んでいます。
村についてまずは乾杯。それ以外にもスイーツ屋さんやお土産屋さん等、歩いているだけでも楽しい村でした。

動物園もあって、子供が心待ちにしていたカンガルーとコアラにも会えました。

ただ長男は、オーストラリアに来ると野生のカンガルーに会えると思っていたらしく、飼い慣らされたカンガルーには少し不満気で、「（これなら）金沢動物園（のカンガルー）の方が良いね」とのことでした。
確かに金沢動物園はここよりカンガルーが近い気が‥
子供は正直です。

帰りはキュランダ鉄道です。
ゴンドラで上を通ってきた、神秘的なジャングルを横目に、高地からケアンズ市内までのローカル路線です。

世界の車窓からで有名な景色が見られました。このキュランダ鉄道に乗ることが、旅の大きな目的の1つだったので、感動です。

そんな大人達の感動の一方、車内では、子供達はほぼ寝ていました。
乗り物って寝やすいよね。

子供達は感動的な景色は見逃しましたが、効率的に体力を回復出来て羨ましいです。
また何より2時間くらいの電車旅を飽きることなく過ごせたので、キュランダ鉄道を昼寝の時間に充てられて良かったのかもしれません。

そのおかげでケアンズ駅からホテルまでは元気いっぱい。
お土産屋に寄ったり、海辺を歩いたり、ハトを追いかけたり、アリを観察したりしながら、時間をかけてホテルまで戻りました。

最後の夜も、夕食はシャングリラホテルのクラブラウンジで済ませました。
結局夜は一度も外食することなくケアンズ旅終了です。

日中遊び疲れていることに加え、長時間レストランに滞在する大変さを考えると、ラウンジが楽すぎて。
夜ちょっと外に出てみようかという話にもならなかったです。

妻もラウンジの食事の後、ルームサービスのワインとつまみを注文して、バルコニーでケアンズナイトを感じることで、十分満足の様子。

シャングリラホテル、ホントお世話になりました。次来る時はもう少し子供達が成長してるから、違うホテルかもしれませんが。
今のタイミングでは最高のホテルでした。

海外旅行に行きたい。でもこんな暑い季節に‥子供もまだまだ小さいし‥、そんな時にはケアンズ良いかもしれないです。おすすめです。

おわり