今更タイピングゲームに挑戦してみた
私のnoteは何かと「文字起こし」をする機会が多い。アニメやYouTube動画などから台詞を引用する際、ほぼ毎回自分で聞きながらキーボードをガンガン叩いている。先日のこちらの記事は文字起こしを含め執筆に合計3~4時間も費やした。
タイピングの速さは大学時代トップクラスで教授に褒められたりもした。しかし、文字起こしの世界は並のタイピング速度では対応できない。0.75倍速で再生したにも関わらず途中何度も追いつかなくなり、何十回と戻した。原因は私の弱点である「ミスタイプの多さ」。そしてミスが多いのはブラインドタッチをせず独特の指使いをしているから。とはいえ今更ブラインドタッチは覚えたくない(ちなみにスマホも未だにフリック入力を覚えておらず、昔ながらの連打式である)。
ふと、自分のタイピング速度の具体的な数値を知りたくなったので、タイピングゲームをやってみた。ブラウザ上で無料でプレイ可能な『寿司打』を使用。
どんな感じのゲームかは、こちらの方の動画をご参照下さい。
この動画と同様に、普通モードでコースは真ん中の「お勧め5,000円コース」を選択。
5~10文字の単語を90秒間(条件達成で時間加算もあり)ひたすら打ち続ける。その結果がこちら。
ちなみに2回目の結果である(1回目は練習ということにしたいらしい)。上位20%圏内に入れたが、1713位という数字を見ると悔しい。かつての(学内)トップクラスだったプライドが自分を許さない。 時間は90秒だが「連打メーター」を満たすと1~3秒加算されるので正確には不明、よって1秒当たりのタイプ回数がポイントとなる。今回は「毎秒4.7回」という結果に。しかし、案の定というか「ミスタイプ数:58回」というのはやはり多すぎる。
その後も同じモード・コースで何度か挑戦してみると、ミスタイプの多さが順位にも影響していることに気付く。気持ち指の速度を落とし、ミスをなるべくしないことを意識して何度も繰り返し挑戦する。
約10回目で念願の1000位以内を達成。「毎秒4.7→5.4回」に増え、「ミスタイプ数:58→41回」とまあまあ減らせた。何より912位という順位に満足したので即、証拠ツイートを残した。
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ところで、冒頭にリンクを貼ったLiella!ライブMCの記事だが、2期生4人分の文字起こしの部分だけで約4180字も占めている。この文字数を↑の記録「毎秒5.4回(通常かな1文字あたりローマ字2文字を打つので『毎秒2.7字』とする)」の速度でタイピングすると1548秒=25分ほど費やす計算になる。
そんなに早く終わるわけが無い。
スペース(変換)キーと漢字選択の十字キー、そしてエンターキーをタイプする時間を考慮していないからである。加えて前述の通り何十回も戻して聞き直している。文字起こしだけで実際にかけた時間は1時間以上ではないだろうか。
では、4人がMCで実際に話した時間は何分だったか。
ということは、18分23秒尺の文字起こしに1時間以上、即ち4倍弱の時間を費やしたことになる。実際は0.75倍速にしたので約23分尺ではあるが、それでも約3倍の時間をかけている。
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何が言いたいかと言うと、18分23秒尺の文字起こしを18分23秒で終わらせられる人がもし存在したらカッケーと思うのだ。なれるものなら私もなりたい(それならまずブラインドタッチを覚えろ)。
ここまで読んで、一つの職業を思い浮かばないだろうか。
生放送のテレビ番組に「リアルタイム字幕」を付けている方々である。
あれは見ていていつも神業だと思う。↑の動画によると3人体制で字幕を付けているそうだが、それでもタイピングの速さには驚かされる。ニュース番組のみならず『ラヴィット!』や『ぽかぽか』のようなバラエティー番組での芸人の細かいギャグやツッコミなんかも一字一句しっかり拾っているのだ。
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え、ちょっと待って3人体制? 1人でやっていると思っていたよ。
それなら少し頑張ればワイにも出来そうなんだが。転職しようかな……(コミュ力無いから無理)。
緊急追記
投稿直後、某アイドルが『寿司打』をプレイしている動画を観てみたら、私は彼女に負けていました。大変申し訳ございませんでした。もうタイピングの速さを自慢するのを止めます。上の記事は全部忘れて下さい……。
AKB48総監督・向井地美音
お勧め5,000円コースで10,700円獲得(ワイは9,600円)
毎秒5.4回(これはワイと同じだが、彼女はまだ20代)
ミス僅か8回(ワイは41回)
どう見ても完敗……