夏のTシャツ1枚問題
芋子「もうすぐ8月も終わりますね。今年はここ126年間で一番暑い夏だったらしいですね」
小野「これは男女問わずなんだけど、猛暑のせいでTシャツ1枚コーデが多くなってしまったことは反省点だね」
芋子「猛暑のせいなんですか?」
小野「うん。バレているからね。何人かの言質も取れているし」
芋子「確かに、8月の東京はほぼ毎日32℃を超えていましたね」
小野「さあ、Tシャツが多くなってしまった夏のファッション大反省会を開こうか」
芋子「別に反省しなくても良いでしょ。仕方ないことなんですよ」
1.Tシャツ1枚でどこまで行けるか
小野「まず、男女どちらも考えてみて欲しいんだけど、あなたはTシャツ1枚でどこまで行けますか?」
芋子「私はLv.3までかも。というか職場にTシャツ1枚で来る女子は多いですよ」
小野「そうなんだよね。自宅と職場の往復だけなら無難で良いと思っていて、通勤服でおしゃれをするという感覚が今のZ世代にはほぼ無い」
芋子「例えば社員の話になってしまいますが、当方128さんは今はスーツ出勤(夏はワイシャツ)ですが、通勤服が自由だった前職でも夏はTシャツの上に必ず襟付きシャツを羽織って出勤していました。それがおしゃれかはさておき(というかダサい)、Tシャツ1枚では出勤しないという確固たるスタンスを持っていたわけです」
2.Tシャツにはデニムパンツが合うという風潮
小野「問題はLv.4・Lv.5じゃないかな。街中では女子が2,3人並んでTシャツ1枚で歩く姿が散見され、少数だけどデートでも男女共にTシャツ姿は確かに居た。これは由々しき事態だよ」
芋子「Tシャツに何か恨みでもあるんですか?」
小野「Tシャツの何が問題って、ボトムスがデニムパンツになる割合が高いことだよ。ここ1,2年はロングスカートの衰退も相まって特に顕著だと思う」
芋子「今年の『FNS27時間テレビ』でも、出演者は皆公式Tシャツを着ている関係上、女性のボトムスはパンツが多かったですね。ショーパンやロンスカは少数でした」
小野「あれはマジでびっくりした。ロンスカって本当に減ったんだなって思ったよ。あれだけ流行っていたのに」
芋子「まあ、Tシャツにはデニムパンツが合うから仕方ないんですけどね」
小野「いや、合うのではなくて無難なだけだから。そこを履き違えないで欲しい」
芋子「あとは単純に脚が日焼けしないようにする意図もあるでしょうけど」
小野「その反動で秋になったらまたミニ丈が流行りだすんだろ? もう俺にはお見通しなんだよ」
芋子「じゃあ、Tシャツには何を合わせれば良いんですか?」
小野「良い質問だ。今からでも遅くない『Tシャツでもおしゃれに見えるコーデ』を紹介していこう」
芋子(それをやりたかっただけじゃん……)
3.Tシャツでもおしゃれに見えるコーデ
3-1.キャミワンピ
小野「おしゃ見えするTシャツコーデ、1つ目はキャミワンピ」
芋子「ああ、キャミワンピ結局流行らなかったですね。6月の時点で記事を出していましたけど」
小野「え、何で皆やらないの? Tシャツ着てワンピを頭から被るだけじゃん。こんな簡単なおしゃれ無いよ」
芋子「“被る派”と“履く派”が居ますよね(?)」
3-2.Tシャツワンピ
小野「おしゃ見えするTシャツコーデ、2つ目はTシャツ自体をワンピースにする」
芋子「これも見かけなくなりましたね」
小野「これやらないのは勿体ないよ。男を確実にドキッとさせられる」
芋子「安心して下さい。下にショーパン履いていますよ」
3-3.プリーツスカート&お腹出し
小野「おしゃ見えするTシャツコーデ、3つ目はミニ丈のプリーツスカート。動画を最後まで見れば分かるけど、お腹を少しだけ出しているのもポイント」
芋子「Tシャツにプリーツスカートは確かに合いますね。学生の夏の青春感が出ていて良きです」
3-4.ビスチェ
小野「おしゃ見えするTシャツコーデ、4つ目はビスチェ。これ1枚足すだけで手軽におしゃれになるからオススメ」
芋子「1年前に紹介した時は『合法ブラ見せ』と揶揄していましたけど、今はキャミビスチェとか、ブラに見えないタイプも増えてきて誰でも着やすくなったと思います」
3-5.チェーンショルダーバッグ
小野「おしゃ見えするTシャツコーデ、ラストはチェーンショルダーバッグ」
芋子「ああ、最近よく見かけるやつ!」
小野「肩紐がチェーンなのがアクセサリーっぽくて良いんだよね。むしろシンプルなTシャツにしたほうがチェーンの輝きを際立たせられて効果的かもしれない」
芋子「Tシャツにデニムパンツでも、このバッグを肩にかけていたらおしゃれ認定してしまいますね」
4.ほんの少しの工夫で……
小野「というわけで、おしゃ見えするTシャツコーデを5つ紹介したけど、別に特別なことはしていない。ほんの少しの工夫でおしゃれに見えるのである」
芋子「暑すぎておしゃれにまで気を遣うのは難しいかもしれませんけど、もうちょっとだけでも頑張ってみませんか?」