二郎系ラーメンや牛丼にハマる女子が増えるかもしれない
小野「突然ですが、イコラブ大谷映美里さんのファンになりました」
芋子(まーた創作小説が行き詰まって現実逃避しているよ……)
小野「昨年12月放送の『ラヴィット!』で、彼女が二郎系ラーメンガチ勢であることが判明したんだ」
芋子「『ラーメン界で一番好きな二郎系』!? 女子が?」
小野「そこで今回は『ラーメンや牛丼にハマる女子がこの先どんどん増えるかもしれない』という、世の男性大歓喜の新説を検証しよう」
1.大谷映美里が世の男性に希望をくれた
芋子「ラーメンすらほとんど食べない女子も多い中で、ジャンクラーメンの代表格・二郎系にハマるって相当ですよね」
小野「だから彼女のことが気になって、公式XやYouTubeを調べてみたんだ。すると案の定、ラーメンに関する投稿が多数発見された(※Xは『#みりらーめん (from:@otani_emiri)』で検索)」
芋子「ぽっぽっ屋も二郎系ですか?」
小野「そうだね」
芋子「厳選集も二郎系多めですね」
小野「やべえ可愛い。アフレコの声に萌えるんだが」
芋子「女子一人で行くって凄いですね。この可愛さで実はジャンク好きという“ギャップ萌え”というやつでしょうか」
小野「言葉遣いも丁寧なんだよね。二郎系ではチャーシューのことを『豚』と呼ぶんだけど、大谷さんは『豚さん』と言っている。可愛すぎだろ。麺量は毎回“少なめ”とか“半分”にしているけど、もちろんそれはOK。二郎系は食べ残し厳禁だから、無理せず自分が食べきれる量に減らしてもらうのは大事」
芋子「待って下さい。二郎系だけでなく家系ラーメン店にも行っていますよ」
小野「家系ガチ勢の食べ方だ……」
2.デートで二郎系に行く時代が来る?
芋子「小野先輩は二郎系も家系も大好きですから、彼女にドはまりしてしまう気持ちは分かります」
小野「いやマジで大谷さんは世の男性に希望をくれたよ。だってデートで二郎系ラーメン店に行っても良いってことだろ? 最高じゃん」
芋子「……まあ、初っ端は駄目ですけど、付き合って5回目くらいのデートなら良いんじゃないですか?」
小野「こういう女子が増えてくれたらマジで嬉しいし、実際そういう流れが来ている気がするんだ。俺はしょっちゅう二郎系の店に行っているけど、先日も若くて可愛い女子が一人で食べに来ているのを目撃した」
芋子「マジですか?」
小野「あと前にも紹介したけど、女性声優の道井悠さんもインスタのサムネがラーメンだらけなのは有名な話」
芋子「こちらも二郎系多めですね」
小野「そしてこれはたまたまなんだけど、昨夜放送されたばかりの『ジョブチューン』でも『二郎系を食べる女性がバズり中』と報じていた」
芋子「あと誰でしたっけ……この前先輩が紹介した、私服が可愛いYouTuber」
小野「いけちゃん?」
芋子「そうそう。彼女もSUSURU.さんとのコラボ動画がきっかけで、最近二郎系にハマり始めたんですよ」
小野「キテるよ! 良い流れ来ているよ!」
3.牛丼も流れが変わってきている?
芋子「いけちゃんと言えば、昨年夏に投稿された動画で『牛丼屋が好き』であることも判明しました」
小野「え、じゃあいけちゃんとならデートで牛丼屋に行っても良いってことだよね?」
芋子「まず付き合えないですけどね」
小野「牛丼もここ10年くらいで流れが変わってきているよね。今でも食べない女子はそれなりに居ると思うけど、昔はもっと多かったイメージだもん」
芋子「牛丼に関しては、大手各社がCMに藤田ニコルさんや石原さとみさん、福本莉子さんを起用して女性層にアピールしているのも大きいかと」
4.二郎系を女子に流行らせるカギは“キャッシュレス化”?
小野「それもだけど、大手牛丼チェーンがこぞってキャッシュレス決済を可能にしたことも女性客を増やしている一因なのでは? レジ会計の吉野家、すき家はもちろん、券売機の松屋、なか卯も数年前からキャッシュレス決済が可能になっている」
芋子「ああなるほど。最近の若い女子はマジで現金持たないですからね」
小野「これ男からしたら結構衝撃なんだが」
芋子「小野先輩は電子マネー使わないんですか?」
小野「使うよ、PayPayとかSuicaとか。でもそれとは別に現金も数千円は持っていないと不安なのよ。財布に紙幣が無くなったら土日でも下ろしに行くし(それは我慢しろ)」
芋子「ショップとかカフェとか、女子の行動範囲は今やキャッシュレス決済が当たり前に可能なんですよ。だから現金を持つ必要が無くなった。その流れに牛丼屋が迎合してくれたのは大きいですね」
小野「なるほど。そう考えると、女子にとってラーメン屋はそこがハードルになるんだろうな。二郎系も家系も、ラーメン屋は全体的に現金志向なんだよね。券売機の店が多数で、その大半が現金しか対応していないから」
芋子「逆にレジ会計のラーメン店はキャッシュレス決済可能な店が増えていますよね、日高屋とか王将とか。天下一品は未だに現金のみですけど」
小野「難しい問題だな。ラーメン屋でキャッシュレス対応するには券売機そのものを変えなきゃいけないから莫大な経費がかかる。逆に近年オープンした新店はキャッシュレス可能な券売機が多いんだけどね。関内にある『俺の生きる道』(2024年7月オープン)みたいにキャッシュレス限定でむしろ現金が使えないという店すらある」
芋子「じゃあこの先、二郎系の新店が増えれば、若い女子にも受け入れられる可能性は出てくるわけですね」
小野「いや実際、二郎系は異常なペースで増え続けているよ。東京都のとある街はここ1年以内に二郎系の新店が2店舗、既存店の支店が1店舗増えている」
芋子「期待できそうですね」
小野「2025年は“二郎系女子”を流行らせて、皆で二郎系デートに行こう!」
芋子「その前に彼女作って下さい」
(関連記事)