【悲報】この春、ワンピースが居ない
小野「春なのに、ワンピースを着ている女子が見当たらないよーーー」
芋子「落ち着いて下さい変態先輩」
小野「いや実際そうだろ。ここ数日、都内や神奈川県内の数ヶ所を（他の用事のついでに）巡回したけど、春らしい花柄どころかワンピース自体が一人も見当たらなかったぞ」
芋子「確かに、昨日なんて最高気温１７℃超えですからね。ワンピ１枚が居ないというのは近年では異例かもしれません」
小野「先週、ワンピースを布教する記事をＵＰしたのに、全く効果が出ていないじゃないか」
芋子「あの意味不明な小説は布教の為だったんですか？ どのみち170viewくらいで世間の意識を変えられるわけがありませんけど」
小野「全国3000万人の女子高生の皆さん、119万人の女子大生の皆さん、今すぐワンピースを着て街を歩いてもらえませんか？ 出来れば花柄か淡い色を所望します」
芋子「3000万人ってボヤッキーのギャグですからね。実際日本には170万人くらいしかＪＫは居ませんよ」
小野「もうマジでＴＢＳだわ」
芋子「何ですかそれ？」
小野「テンション、バリ下がる」
１．ワンピースのレイヤード技
芋子「小野先輩がどれだけ街の女性をチェックしたかは知りませんけど、いわゆる『隠れワンピ』のコーデを見つけられていない可能性もありますよ」
小野「え、隠れワンピって何？」
芋子「ワンピのレイヤード技の一つです」
小野「レイヤードって重ね着のこと？ 防寒対策で上からカーディガンを羽織るとかなら知っているけど」
芋子「もっと究極技があるんですよ。声優・夏川椎菜さん（TrySail）の『LOOK? BOOK? 動画』を観てみて下さい。２年前のやつですけど」
（６分２９秒頃～）
夏川「猫ちゃんのワンピースなんですけど、ちょっと私っぽくないと言うか。これ一枚だとね、何て言うのかなパーティーにでも行くんかみたいな感じ。ちょっとね、なんか私服としては使いづらいんですけども、夏川はここにこんなものを合わせるよっていう。
……ハイ、こちら。黒のめちゃめちゃデカいパーカーですね。お尻のところまで隠れるパーカーで、この下からワンピースの柄がちょっと覗くっていう感じになります。この使い方は最近凄いハマっていて、どういう派手なワンピース、使いにくいワンピースとかでも凄いポップに着られるなと思って」
小野「……ああ、なるほど」
芋子「いくら３年以上もインスタやWEARで女性のファッションを研究してきた当方128小野先輩でも、こういう隠れワンピを見抜くのは流石に難しいでしょう」
小野「確かに、これをやられちゃうと気付かないな。ただ、これだとワンピ着る意味あるの？ って突っ込みたくなるけど」
芋子「違うんですよ。外では隠れワンピでも、彼氏の家ではまず上を脱ぐじゃないですか（？）。そうすると好きピの前でだけ派手なワンピ姿を見せられるのですよ」
小野「そういうことか。ところで好きピって何だっけ？」
芋子「好きなピープル（人）の略です」
２．今こそ少女漫画のコーデを真似しよう
小野「そう言えば、少女漫画のコーデを模倣するのが流行っていた時期があったよね」
芋子「まさか『NANA』のことを言っているのですか？ もう１５年くらい前ですよ」
小野「今こそコーデの参考にして欲しい少女漫画があるんだよ」
芋子「嫌な予感がしますけど、一応聞いてみます」
小野「『彼氏彼女の事情』の芝姫つばさだよ」
芋子「ただのキャミワンピじゃないですか」
小野「後ろ姿はこちら」
芋子「いやこれ、肌が露出しすぎですよ！！ デートならまだしも（？）夜にコンビニに行く格好でこれですか！？」
小野「何か驚いているけど、ググってみたらキャミワンピは後ろが開いているのが普通じゃん」
芋子「だからインナーと合わせて露出を抑えるんですよ！ 背中をそのまま晒すなんて痴漢が怖くて出来ませんよ！」
小野「そんな『カレカノ』はLINEマンガならなんと無料で読める（と思います）。全国3000万人の女子高生の皆さん、今すぐ読んでコーデの参考にして下さい」
芋子「だから170万人ですって」