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にじ甲 各高の思い出と見どころまとめ

・週末ゆっくりにじ甲を楽しむにあたって、自分的ににじ甲の育成期間と、本戦どこに注目したいかな、というのを事前にまとめておく。なので基本的には自分向けであり、多分に私情を含む備忘録となっておりますのでご注意ください。

●前提 栄冠ナイン2024について
今作では「呪い」と呼ばれるほどの理不尽連打が存在し、仮に転生大谷がピッチャーだったとしても9回表に10点取ったのに9回裏に11点取り返されて負ける、みたいなことが普通に起こる。なので新入生ガチャの結果が良かったからと安心はできない。「魔物」は前作に引き続き強力だが、とにかく敵味方ともに打ちまくるバランスのため、魔物なしでも大量得点は可能である。これらの事情によりかなりの点差をつけていてもパリコレがしづらい場合が多く、ベンチを育てづらい。
また対戦相手の「クジ運」や試合中の上振れ下振れはより重要になり、その辺がうまく噛み合わないとかなり育ったチームでも一回戦負けが普通にありうる。なのでモード中は運に泣かされて成績が振るわなかったチームでも、本戦では意外な活躍を見せる……かもしれない。

●Aリーグ各チーム所感

・私立梨海高校
【育成期間】
転生は引けないながらもまあまあ育てがいのある新入生ガチャ、先輩ガチャもまあまあ魔物を期待できそう……ではあったが、なぜか一年目夏はさっぱり魔物が発動せず。でもなぜか準決勝まで勝ち上がるという活躍。秋も初戦は勝利と、一年目の公式戦はフレンと同じ4勝をマーク。順調な滑り出しかと思われたが、練習試合の引きが悪かったこともあってか二年目はまさかの公式戦未勝利に終わる。
だが二年目後半から練習試合連打など徐々に上振れの兆しが芽生え始め、最後の夏前にはオリジナル変化球「ちゅぼぼぼーる」も手に入れて体勢が整い、初の夏地区大会優勝、甲子園出場を成し遂げる。甲子園での勝利はならなかったが、ほとんど魔物に頼らず勝ち進めるチームを育て上げた手腕は見事であった。

【本戦みどころ】

昨年も監督として参加しながらも本戦未勝利。そのため↑の歌みたのように、今年こそはという気持ちでの参戦だろう。チームとしては投手がござやよのダブルエースなのが最大の強み。怪しい捕手ミランもキャッチャーBを持っている。打撃面も最後の夏で基礎能力が爆上がりし、プロペラデストロイヤーズ(プティ)を筆頭にアベレージヒッターのカゲツや対エースを持つドミンゴ(ンゴ)などなど、エース級を打ち崩せるメンバーが揃っている。モード中「魔物」に恵まれなかったチームだが、言うまでもなく本戦では魔物がないので、じゅうぶんに優勝を狙えるチームに成長している。

・帝国立ふれんず学園高校♡
【育成期間】
新入生ガチャは転生無しながらまずまずの引きでスタートしたが、最初の夏からクライマックス。一回戦、二回戦とバグみたいな連打を浴びながら魔物の力も借りて死闘を制したが、三回戦の相手はなんと戦力A。「A相手なら(負けても)逆に清々しいなw」などというコメントも飛び交う中、微塵も諦めてないのがフレン監督の凄いところ。悩みに悩みぬいた采配で見事逆転勝利する。
しかしそこで盛り上がりすぎてしまったか、その後は相手運にも試合運に恵まれず。三年夏も第一回戦から「そこだけは嫌だ」と言っていたブロックを引き上げてしまい、いきなり対戦相手A。大健闘するも敗退。一番乗りで育成が終わってしまう結果となった。振り返ってみれば勝った試合もほとんど乱打戦の逆転勝利であり、今作の「呪い」の一番の被害者だったかもしれない……。

【本戦みどころ】
モード中は振るわなかったもののとこ先輩→投手威圧感持ちのメロコさんの継投は非常に強力で、むしろ本戦に力を発揮するタイプのチームかもしれない。ただ公式戦試合数の少なさとコンバート事情から選手層の厚さに不安はあり、試合が長引くと基本野手で使っている星川なども当番する総力戦になりそうだ。そういう意味でも育成期間中最高のジャイアントキリングを決めたフレン監督の采配に期待したい。

・私立願ヶ丘高校
【育成期間】
育成期間をギリギリまで遅らせてまでテストプレイ(7周!)を繰り返したため、特に真っ先に始めたにじさんじ高校などと比べて「ズルい」と非難される可能性もあった(もちろん言いがかりだが)。が、悲惨を通り越して「グロい」とすら言われた新入生ガチャの結果には、「あんなに練習してたのに……」と逆に同情されることに。
しかしさすがのゲーム勘と経験による育成理論は卓抜しており、無残なステータスだった新入生は順調に成長。二年目には天才新入生葛葉も入り、また「オリジナル変化球ボール」を真っ先に取得してエース剣持が「虚空ボール」を覚える。(ちなみになぜかこの後他のチームも相次いでオリ変ボールを入手したので本戦でのアドバンテージは吹き飛ぶ)
こうして一年目の絶望が嘘のように二年目秋大会を勝ち進み、春甲子園1/2抽選にまでこぎ付けた。
残念ながら春甲子園への出場は抽選落ちしてしまったが、三年目夏地区大会でも奮闘し、甲子園まであと一歩のところまで勝ち進み好勝負を演じた。選手に関してはかなりの下振れだったにも関わらず、ここまで育て上げたのはさすがの一言である。

【本戦みどころ】
新入生時の素のステータスが低かったため、投手陣の継投の不安が大きく、闘志(威圧感無効)を持っている剣持の虚空ボールがどれだけ相手打線を抑えられるかがカギになりそうだ。打撃面では葛葉、魁星を筆頭に十分な戦力が揃い、代打の切り札エリーラ・ペンドラなどの不気味な存在も。ゲーム内用語で言うならその高い「意外性」で、本戦をジャイアントキリングで沸かせてくれるかもしれない。

・英雄アカデミー
【育成期間】
Aリーグ優勝候補筆頭。新入生ガチャは転生投手+キャッチャーBという鬼引きで、ギラホスが始動していなかったためその時点では最高の引きと目されていた。が、一年目公式戦では今作の怖いところ(呪い)をモロに受けてしまい、まさかの夏秋とも一回戦負けというお世辞にも順調とは言えないスタートに。
二年目夏もAとBのいる最悪のブロックを引いてしまい、二回戦敗退。しかし秋大会から風向きが変わり勝ちまくって、なんと神宮まで行き、にじ甲初の甲子園(春)出場を決める。三年目にはオリジナル変化球「確 変」まで手に入れ、目に見えて打たれなくなったイブラヒムのもと夏甲子園一番乗りをも決めた。
夏甲子園でも、10-2でリードを奪われ「さすがにもうダメか……」という所から逆転勝ちを決めたりと、かつて「英雄の戦術(笑)」(フォアボール待ち)でかろうじて勝ちを拾っていたチームとは思えない豪快さで勝ち進み、ベスト8入り名門校となって育成期間を終わった。

最後に操作ミスで外野手のヴィクトリアさんを投手としてマウンドに送ってしまい、投手は1打者には必ず投げなくてはならないため「やってたらしい、ヴィクトリアさんピッチャー昔」と言って投げさせるところは爆笑した。しかも抑えるし。

今作三年縛りで名門入りは言うまでもなく快挙であり、その盛り上がりもあってか監督のYoutubeチャンネル登録者数も40万人を突破した。「40万人長かったよー、途中から伸びなくなって……」と監督も感無量の様子だった。

【本戦みどころ】
☆500を超えスタミナS、オリ変まで持ったエースのイブラヒムがとにかく強く、捕手ローレンもキャッチャーB持ちのため、他チームにとってはまずここをどう打ち崩すかが課題になる。
打撃面でも半分以上の選手がミートC超えのうえ、パワーヒッターのKPニキやたちつてととなどの強力な布陣も合わさり最強に見える。英雄の進軍を止める者が現れるのか? がAリーグの一つのポイントとなるだろう。

●Bリーグ各チーム所感

・にじさんじ高校
【育成期間】
委員長がどっかの雑談で「長年強運キャラをやってる椎名はすごい」と言っていたけど私も本当にそう思う。強運キャラだけに余計プレッシャーもかかったであろう新入生ガチャはまさかの爆死……と思われたが最後の希望としてキャッチャーBが残った。これもやししぃの絆か。
真っ先に始めたための情報不足も祟ったか、試合では本作の悪い面がモロに出てしまい一年目二年目と割とボコボコにされる。そのわりに3人いる本屋は優秀な本を持ってゾロゾロ列を為して来るなど、「バネ理論」「連敗チャート」などと言われる謎のチャートで強化は進んでいく。三年目には強力な転生投手も引き、最終的にはなんと威圧感3人という他監督からすれば恐怖でしかない陣営に育ち、「もう公式戦勝てなくても本戦で勝てる気するわwww」と嘯きながらも三年目夏へ。

ここで縮み切ったバネが大爆発。公式戦未勝利のチームにもかかわらず地区大会決勝まで勝ち進み、決勝では何とランクSを相手取って9回裏6点ビハインドからタイブレークに持ち込んで勝利。甲子園出場を決めたばかりか初戦をも突破する。これが育成期間最終日夜の出来事だったため、視聴者には時間切れを懸念する声すら出るほどだった。最終的にはあわやという場面を作りつつも二回戦で敗れ、弱小からまさにバネのように強豪まで跳ね上がる怒涛の育成を終えた。ドラ1の社もサヨナラスクイズなどで大いに活躍し、「やししぃはあったんだ!」と視聴者の感動を呼んだのであった。
(その頃社は別の女(笹木)とカービィボウルで遊んでいた)
個人的に、難易度が大きく上がった今作、他の監督が育成開始を躊躇して情報収集や試走に励む中、真っ先に始めた監督のエンタメ精神にも強く尊敬を覚えた。

【本戦みどころ】
やはりなんと言っても「威圧感(野手)」三枚という体勢が本戦に刺さりそうだ。監督本人が言っていたようにそれだけでも戦えそうだったところ、最後の夏に勝ちまくったことでステータスも追いつき一気に優勝候補の一角に。一年で入った転生四季凪にも(ひどい名前の)オリ変持ちクローザーとして期待がかかる。
ただライバルのギラホス舞元は闘志持ち(威圧感無効)なので、優勝するには舞元をいかに攻略するかが鍵になるだろう。

・ギラギラホスト高校
【育成期間】
Bリーグ優勝候補筆頭。Aリーグの英雄アカデミーと同様、新入生ガチャは過去最高レベルの大成功にも関わらず、公式試合運がなく二年目までは悲しみを背負う結果に。
しかし☆数と球速で世界大会まで行った舞元(転生投手)は今大会屈指のエースに育ち、二年目三年目にも続々と転生選手が集まり、☆数だけで言えば大会屈指の戦力になった。
そしてついに試合運が「就職」したか、夏の地区大会を順調に勝ち進み念願の甲子園へ。育成期間最終日にリミットが迫る中、それでも焦らず着実に采配を進めていき、にじさんじ甲子園での最高成績となる夏の甲子園ベスト44入りという快挙を成し遂げた。

【本戦みどころ】
今大会最高☆評価(たぶん)を誇る舞元という絶対的エースを誇る。取得している「闘志」は野手威圧感を無効化するため、同リーグのにじさんじ高校(威圧感3枚)には特に効果を発揮する。ただ赤特であるスロースターターと対ランナー✖がCPU操作でどう悪さをするのかは未知数であり不安要素ではある。
とはいえ打撃面でも威圧感持ちの小柳も含めソフィア、梢桃音など強打者揃いであり、舞元が多少炎上してもフォローできる体勢は整っている。果たして本戦でも確率は就職するのだろうか。

・銀河立超チャイカ高校
【育成期間】
個人的最推しチーム。始まる前から不憫枠感がにじみ出ており、チャイちゃん自身野球をあんまり知らない初心者なうえに新入生ガチャは最低クラス。しかも三年に投手がいないという笑いしか出ない状況からのスタート。開始前はガチ勢の中に迷い込んだエンジョイ勢かと思われていたが、ヘラりながらも意外とゲームプレイはかなり勉強&練習してきた様子が伺え、「機動は攻撃にも守備にも使えるからね」と機動力重視の方針で育成を開始する。
しかしどうにも運に恵まれない……というか、配信者として美味しすぎる展開を引き続ける。卒業生がならずもの×3だったりとか、魔物が死んでたりとか……。
二年目夏には石神奇跡のホームゲッツーなどで初の公式戦勝利を挙げたものの、他はこれといった結果を出せないまま三年目に。四月の練習指示画面では「あと……三か月……三か月?」と言い続けながら30分ぐらい(マジで)フリーズし、あまりチャイちゃんを知らないだろう夏休みキッズ勢リスナーからは「はよやれ」と割とマジでキレられていたのが面白かった。(ちなみにメンバー達は「いつものやつか」と気にもしていなかった)
最後の三年目夏も好勝負にはなったものの、やはり魔物がこの炎天下のためか息をしておらず、県大会初戦で敗退。結局転生もねえ助っ人も天才もオリ変もねえ練習試合もあんまり走ってねえ(スカウト毎日ぐーるぐる)という吉幾三状態の三年間であった。かわいそう。

【本戦みどころ】
ダークルンルンが全てを破壊してくれるんじゃないかな……してくれないかな。

試合数不足と新入生ガチャ運のなさから基礎能力不足は否めないが、実は特訓などでの青得の引きは良くピッチャーのリゼ・ヒスイを筆頭に戦えるチームにはなっている。ただいずれもスタミナが心もとないため、特に威圧感持ちの相手には苦戦必至、総力戦になるだろう。いや、威圧感持ちとか関係なく全部相当辛いだろうから何とか本戦で一勝でもしてくれねえかな……という気持ちである。石神がんばえ~。

・レインボール高校
【育成期間】
最初の新入生ガチャは割と良かった(転生野手一人)ものの、その後はわりと悲しみを背負ってしまった監督のひとり。試合運もイマイチなうえ特訓運がなく、青特どころか試合で赤特を引いてしまったりと不運が目立つが、ついに二年目冬に最強アイテムであるオリジナル変化球ボールを入手(結局ほとんどのチームが入手することにはなるのだが)。徹夜のパワフェス攻略で手に入れた超フォークベースのオリジナル変化球に望みをかける。
その甲斐もあってか三年目夏は見事甲子園進出。甲子園では初戦敗退してしまったが、最後に見せ場は作ることができた。

【本戦みどころ】
オリ変「洗濯機スクリュー」を手に入れたエース月ノとキャッチャーBを身に着けたナリとのバッテリーは強力。転生アベレージヒッターであるサロメ様や何をしてくるかわからないトリックスター文野環、要所で必ず打つイメージのある力一など、役者は揃っている。あとは総合力のぶつけ合いでどこまで協力な相手に食い下がれるか。


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