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金カム沼

4月にゴールデンカムイを一気に読んで以来、ずっと沼にいる。
二次元コンテンツにこんなにはまったのは久しぶりだ…
とにかくストーリーとキャラクターが面白すぎて魅力的で、全人類に読んで欲しい…

面白さのキモは、シリアスとギャグの温度差。さっきまですごくいいシーンだったのに、次のコマではもう全力のギャグになっている、ということがよくある。その温度差に翻弄されて、感情がぐちゃぐちゃになって心を掴まれる。本当に巧み。

そしてとにかく絵が上手すぎ。プロに対してこんなことを言うの、失礼なのは重々承知なのですが、ほら、正直あんまり上手じゃない人でプロの人もいるから…それがいいとか悪いとかではないけれど。上手さだけでなく、絵柄に引っ掛かってしまうことも私はよくあるので、それがまったくなかった。絵柄は濃い…かもしれないけど、読んでいるうちにそれがたまらない魅力になっているから本当に不思議。登場人物みんなが個性的で、不思議な眉毛した人がたくさん出てくるんだけど、それもまたいい……なんなんだろうこの感情……

綿密な取材や調査に基づく、リアルなストーリーもたまらなく面白い!日露戦争の史実やアイヌの文化、北海道の地理や自然、ミリタリー……フィクションなのに、本当にあったんじゃないかとすら思えるし、漫画のキャラクターなのに、本当に存在したんじゃないかと思えてしまう。

ここまでかなりオタク特有の早口で語ってしまった感がある。

また今度、大好きなキャラクターたちについて、私がどんなところが好きなのかを早口で書きたい。

とにかく面白いから全人類に読んで欲しい。

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