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ドル円値動き考察16 ~トレンド転換期~

ドル円はこのまま円高でしょうか?

11/1 のFOMC発表を機にドル円は 150円 を離れてしまいました。

そのほかの要因も、年末休暇の手じまいや指標などが重なり、
現在は 146.7円 まで下落しています。

前回値動きの想定でトレンド転換の場合、2024年の1月末ごろまでにゆるやかな円高、147.00円とみていましたが、はやくも147円を割ってしまいました。

4時間足チャートを読み解くと、今まで 200MA をサポートにしながら上昇してきた値動きが、 11/17 に明確に底抜けてレジサポ転換が起きています。

ドル円  4時間足

現在の下落のしかたは、これまでのゆるやかな上昇と違い、昨年の下落トレンドとほぼ同じトレンドラインの角度で下落しています。

このペースが続くと、ドル円は 12/19 の日銀会合までに 144.00円 あたりを目指すかもしれません。

これを日足チャートで確認すると、ちょうど 200MA の延長線と 12/19 が交わるポイントにあたります。

ドル円  日足


11月末からの値動きの特徴は、トレンドは下降しながらもジリ高ロングのあと、同じ規模で急落を繰り返す小幅なレンジです。

日銀会合までに、147.00付近をロングでさまよったあと、指標を機に再び手じまいとストップを巻き込んだ下落が起こると想定されます。

最後に、昨年との比較の意味で日足チャートを載せておきます。

ドル円 日足
( 昨年の下落と比較すると、ほぼ同じ角度で下落中 )

(2023 12/4 16:25時点)


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