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ドル円値動き考察8 ~ 規則的な2.5円幅~

3月、ドル円は 137.911円 まで買われました。

2/3の雇用統計を受けて、いったんは円安方向へ押し戻された形ですが、

3/10をきっかけに、再び下落トレンドへと回帰しています。

SVBショックで金融不安の高まりから、金価格の上昇、リスクオフの円買いへ舵が切られました。

ボラティリティは高く、1円程度であれば簡単に動いてしまう相場では、ポジションの管理が一苦労です。

チャートは4時間足ですが、1月までは下降トレンドの中、およそ 5円 刻みで上昇した後に下落へ転じていました。

3/10以降、値幅はおよそ 2.5円幅 で 3回の波を作って 上昇しては安値を更新を繰り返しています。

直近の、高値を138.00円、 安値128.00円 とした場合、その差は10円です。

これを単純に2.5円で割り算すると、答えは 4ですが、

これは上下する売買の回数を表す目安となるかもしれません。

つまりこの、ドル買い円買いの波は(余程のショックがない限り)
あと一回はあるかもしれません(!?)

3/29現在、3月末は実需のドル買いで円安になりやすいそうで、

例外的に132円を上抜けていますが値幅が2.5円上昇へ近づいているため、

方向感としては再び円買いへ、ストンと落ちてもおかしくないように見えます。

4月は、少なくとも2/3の急騰を食って、128.00円 付近を目指すように思います。

ショート保持の願望。

(2023 3/29 18:25時点)


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