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ドル円値動き考察17 ~スキャルピング必須~

2024年 初投稿です。為替はボラティリティ相場へ。

年明け早々に能登で震災。こちらの noteでは為替について扱うため、多くは触れませんが、お見舞いするとともに早期の復興を願います。

1/13現在、台湾総統選の当確がでたところで、与党・瀬清徳氏が勝利しました。日本円にとってはひとつの安定材料と言えるかもしれません。

年末年始は値動きの読みが非常にわかりづらかったように思います。

こちらの投稿もひと月間があいてしまいましたが、1月一週をすぎてみて、若干方向性の見通しがたてやすくなりました。


結論から言えば、2024年もまだしばらくは円安継続か?

日経平均は35,500円を突破。これも金融緩和継続あっての話で、日本政府としてもこの勢いを簡単に終わらせて止めたくないのではないでしょうか。


昨年末の円高の勢いもむなしく、12/29~1/2の下落もしっかり 140.7円 付近でサポートされました。

ドル円 日足

これは 2023年7/31 の節目で、そこを起点に8月~11/13の 151.9円 まで
ロングが形成され、一転して年末の円高でチャートが一巡しています。

このトレンドのままであれば、2024年は新たな円安のスタートであり、
1月後半、1/22~23には 再び 147円を目指すようにも見えます。



12日の値動きを少し細かく見ると、144.8円で下げ止まるポイントが何度も発生しています。

ドル円  5分足
ドル円 1時間足

PPIの指標のあとで激しく振られ、一度は底抜けしましたが、下げ切れずに
(144.3円 は1/10の明確な節目)サポートされ、再び144.8円まで戻って週を終えます。

ロングをてじまってしっかり利益を確定した格好です。

週明け、どちらへ向かう展開か見極めの必要がありますが、中長期的な
ファンダメンタルズに大きな変化がまだ起きないとすれば、円高へ向かう要素は足りません。

ここで注意しておきたいのが、いくら円安相場とはいえ、昨年までのような利上げ相場はすでに終わり、日銀も政策変更画策の渦中においては、一方向のトレードがとてもやりづらくなる気がしています。

長引く戦争で、どんな有事が起こらないとも言い切れません。

つまり、スイングで一方向に持ったままだとボラティリティに狩られてしまうような、円安なのだけれども一時的に激しい円高が頻発する為替相場、となるように思います。

2024年、年始においては特に 1分足、5分足などミクロな値動きをこまごまと追って見ておくことが必要に思います。

(2024 1/13 23:30時点)

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