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ドル円値動き考察18 ~テンプレ相場でドル買い~

日経平均 4万円、おめでとうございます。

素直によろこびつつ、これをAI、半導体バブルと呼んでいます。
ドル円が 150円 を保っていることも、株価上昇の背中を押しているのも事実なのでしょう。

今日現在、株も為替も、仮想通貨もすべて上昇しています。参考までに主だった指数を見てみますと

日経平均       40,150
SP500            5,140
ドル円          150.40
金                  2,080
WTI原油        80
ビットコイン  9,790,000
(2024/3/4 20時)

これをバブルと呼ばずになんと呼びましょうか。
それともまだ序章なのでしょうか。

久しぶりの投稿ですが、ドル円チャートからいくつか特徴が見えてきました。

ドル円は 1月初旬に140.7円 を上抜けてから、しばらく上昇した後に、
2週間ほどヨコヨコ(1/19 高値148.8円)相場を形成しました。
2月に入ると再び上昇トレンド。この上がり方はペースも期間もほとんど同様に移行しています。

そして今は3月に入ったところですが、ここ2週間の値動きをみると、
今年二回目のヨコヨコ(2/28 高値150.8円)相場を形成中。

ここまで一致した値動き展開だと、時期的にそろそろどちらかへ大きく動きたい頃合いに思えます。


仮に、1月の  上昇+ヨコヨコ を A、2月の 上昇+ヨコヨコ を B とします。
A と B の値動きはほぼ一致していますが、これらの違いは何かと言うと、
高値がいくらかという事につきそうです。

ドル円  日足
ドル円  4時間足

2月相場 B の高値は150.8円 で あと一歩のところで151円 乗せできませんでした。

この151円レジスタンスラインは日本政府も円売り投機筋も意識したラインだと推察ができます。理由は明白で、2022/10/21、2023/11/14 につづく、
三回目の上抜けトライだからです。

ドル円  日足 (2022/8~)

この 150円水準を超え始めると、日本政府も円安を誘導しつつも神田財務官がコメントを出したりと、どうも落ち着きがありません。
しかしながらそれも、時間稼ぎの口先匂わせ介入です。

日本政府は時間をかけながら円安誘導をしているとも解釈できます。
日銀が金利を上げても金融緩和をやめないと言っています。


短期的(選挙等のファンダを考慮しないという意味で)には、昨年もそうだったように、3月にいったんドルの調整売りがでたあと、新年度をまたいで再び実需のドル買い円売りが加速するかもしれません。

これから来る3月4月の日銀会合は肝となるのでしょう。
現状維持なら、その時は152円 は覚悟です。

(2024 3/4 20:50時点)

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