【授業参観】小学校とは、学ぶためにある場所です。
ウバといいます。
訪ねていただきありがとうございます。
本日、息子さんの授業参観だった。わたしは仕事を休んで参加することにした。ただ授業風景を見るだけでも、それはそれで楽しいもんです。
4年生になる息子さん。わたしも当時はこんなに騒がしかったのだろうか。とにかく子供達はうるさい。それはそれは、うるさい。
うるさいとは書いているが、嫌な気持ちにはならない。子供はこうあるべきだ!とも思うのです。元気。ただ、それだけでいい。
それよりも、奥様方のお喋りのほうがうるさい。ほら、先生が「静かにっ!」って言ってるよ?奥様方も、ほら、お静かに。
それにしても奥様方、とても色鮮やかな頭が並んだもんです。最近、個性は髪の色に反映しているようだ。あと、ランドセルの色にも。
息子さんは、わたしが通った小学校に通っている。校舎もそのままで(体育館やプールは建て替え済)、行くたびに懐かしい気持ちになる。
友だちを理科室前のロッカーに閉じ込めたまま、それを忘れて授業に戻ったり、投げた給食袋を外の木に引っ掛けたりした懐かしい記憶。
うん。どうやらわたしも、うるさい子供だったに違いない。子供とはこうあるべきだ。元気でいてくれたら、それでいい。
算数の授業でした。内容は不等号について。先生が「わかるひとー」と聞くたびに、ほとんどの生徒が手を挙げるのだから驚いた。
わたしは、こんな積極的に手を挙げたことがない。クラスのみんながそうだった。真面目な数人だけが手を挙げていた記憶。
いいなあ。と、感心しました。間違ってもいい!どんどん自分を出していけ!と、わたしは授業参観を楽しんでいました。
授業のあと、体育館でまさかの親子ドッジボール大会!暑いしキツイ!少し動くだけでハァハァです。オッサンになったもんだと実感させられます。
うまく身体を動かせないわたしは、子供達にとって絶好のターゲット。息子さんの前でいい所を見せる間もなく終了。
これでもかと汗をかいて走り回る子供達。やはり子供はこうあるべきだ。ただただ元気。ただ、それだけでいい。
終了後、担任の先生からとあるはなしがありました。その内容は、夏休み明けは子供の自殺が多いとのこと。
だからこそ、みんな揃って登校してきただけでわたしは幸せです、と笑う先生。自殺という暗いはなしを、臆することなく、子供の前でしっかり伝える姿に熱いものを感じた。
こんな伝え方が正解なんだろうなあ、と思う。暗いはなしを、暗くはなしても暗くなるだけだ。子供達は、真面目なはなしほど、真面目に聞かない。
だからこそ、少しラフに、フランクにはなすのが正解だ。「そんなことしたら、オラ悲しむぞ?泣いちゃうぞ?」くらいでいい。
はなしは2分くらいで終わった。そこもいい。短いからこそ、心まで届くもんです。長いはなしは、校長先生の専売特許だ。
ちなみにこの担任。我が兄貴の友達で、わたしも幼い頃から知っている人なのだ。小さい頃から熱い人だった。そのまま大人になったのだからステキだ。
授業参観。じつは参加した大人の方が、色々と学ばされるのだ。学校とは、やはり学ぶところなのです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
キレイな奥様方はステキです。学びよりスケベ。
それでは、佐世保の隅っこからウバでした。