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【家族のこと】おままごとは突然にin佐世保

ウバといいます。
訪ねていただきありがとうございます。



今回の主役、3歳の娘さんは、どうやら最近おままごとを覚えたようだ。可愛くて仕方がない。大きなドキンちゃんのぬいぐるみとおままごとをする姿は、何時間でも見てられる。

そう、見てはいられるのだ。参加するとなると、はなしは別。もう、ほんとうに終わらない。子供ってのは、なんであんなに続けるのか。

「パパー。本の時間じゃないでしょー?あたちと遊ぶんでしょー?」と娘さん。可愛いなあ……ああ可愛い。でも、22時なんだよなあ……。

オッサンに断る権利なんてのはないのですから、もちろんおままごとです。わたしは本に栞をはさみます。伊坂幸太郎さん、またあとで。

「あたちがパパだから、パパはおかあさんねー」と娘さん。ややこしいっ!パパがパパ役でいいじゃないかっ!なんでパパがおかあさんやねん!と、ツッコんでてもはじまらない。カタカタ多くて読みにくいな!

娘さんは、嫁さんのことをおかあさんと呼ぶ。わたしのことはパパと呼ぶのにだ。彼女なりのこだわりなのだろう。それすら可愛い。

「おかあさん!ゴハンまだ!?はやくしてよーお腹すいたよー!ゴハン作っててって言ったでしょー!」と娘さん。

娘さん演じるパパ、まさかの亭主関白!しかも突然はじまるおままごとに、オッサン大慌てである。と、とにかくゴハン作らないと……

慌ててブロックでゴハンを作るが「今日はピザって言ったでしょー!」と娘さん。意外とジャンクだなあ!と、今度は口に出してしまった。

「パパおかあさーん?おにぎりじゃないでしょー?」と娘さん。ピザのつもりだったのになあ……と、作り直すオッサン。答えがわからん。しかもパパおかあさんってなんやねん。

なんとかピザを作って差し出すと、あっけなく食べるフリして終わり。ふぅ…

「今度はあたちがおかあさん!パパはパパねー」と娘さん。第2ラウンドか。でも今度はわたしがパパだ。本当の亭主関白を見せてやる。

「パパパパ!早く食べてって言ったでしょー!なんで食べてないですかあー!」と娘さん。

娘さん演じるおかあさん。まさかの鬼嫁!なんだよパパパパって!そこはパパで十分だろう!バーバパパみたいじゃないか……。

しかも、ゴハンまたピザじゃないか。どんだけジャンクフードしか出ない家やねん。和食を出せ和食!とは言えない。これはおままごとなのだ。

というくだりを、第6ラウンドほど続けると、娘さんには眠気が来たようだ。長い戦いに終止符がうたれる。まあ、もう23時なんだけどね。オッサン、明日5時起きなんだけどね。伊坂幸太郎さん、読みたかったなあ。



さて、真面目なはなしをひとつ。
共働き夫婦の家事分担率は、男1:女9がもっとも多く、男2:女8が次いで2位だ。わたしと娘さんのおままごとも、料理を作っていたのはおかあさんだ。

恥ずかしながら、我が家も嫁さんの方が家事を多くしている。嫁さんがパートで、わたしより長く家にいるのも理由のひとつではあるが、そんなのは言い訳でしかない。

それでも、わたし4:嫁さん6くらいは頑張っている。いや、わたし3くらいかもしれないが……。

これじゃいかんぞ、日本男児!!もっと女性を大事にしないと、海外のナイスガイ達に大和撫子たちを奪われるぞ!

と、叫んで本日は終わろうと思います。最後に言い訳をもうひとつ。わたしは亭主関白ではないし、嫁さんは鬼嫁ではありません。おままごとの内容はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。



ここまで読んでいただきありがとうございます。
おままごとは大変ですが、意外とたのしいものです



それでは、佐世保の隅っこからウバでした。


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