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時代に合った子育て

子ども達の幼稚園ではスイミングがある。
長男はスイミングの時間があまり好きではないようだ。
見学に行くと、飛び込んだり顔をつけるのを誰よりも怖がっているのがよくわかる。

最近は長男がスイミングの日は幼稚園へ行きたくないとハッキリ言うようになった。
以前は「スイミングで(水に)お顔つけるの怖い」程度だったが、最近は「火曜日はスイミングだから幼稚園お休みする」と数日前から言い続けている。

スイミングの日の朝、園の前に着いて車から降りる時にかなり渋っていたので「休ませるか、無理矢理抱えていくか、、、どうしようか」と一瞬悩んだ。
しばらく説得を続けると「仕方ない。行くか。」と自分から車を降りてくれた。小さいながらも覚悟を決めてくれたことが嬉しかった。

朝食の時もずっと「行きたくない」と言っていたので、パパの小さい頃は泳げなかったんだよとかママも嫌いだったけど頑張って行ったんだよ、と話していた。
しかし後で考えると、この言い方は「昔は〜だった」と言う昔の苦労話をしていることに気づいた。
今と昔を比べても仕方ないのについ頑張った自慢をしていたのだ。
自分が親や年上の人からこんな言い方をされるのを嫌っているにもかかわらず、子どもにはこの言葉を使ってしまった。

現代の子育てはどうすればいいのか。
  

最近、とあるママyoutuberの動画が好きでよく見ている。
その方は「子どもがなかなか学校へ行けない」という生活を動画にしているが、無理に学校に行かせるのではなくて臨機応変に対応していて、素敵だなと思っていつも見ている。
自分も子どもの心に寄り添って子育てができているだろうかと時々振り返るきっかけにもなる。

スイミングはおそらく小学校へ行ってもあるので今のうちに水に慣れてほしいとも思う。
しかし子どもの心を大事にしたいと思うと今はスイミングを休ませるのがいいのだろう。

スイミングを見に行くといつもニコニコ手を振ってくれた。
お迎えの車の中で息子が「ママ、プール見に来てくれてありがとう。」と言ってくれてまた見に行きたい気持ちにもなったが、来月も嫌がったら休ませようかと思う。

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