ユニコーン企業の定義
みなさん、こんばんわ。とるねこです。
さて、今回は企業評価のお話です。
みなさん、ニュースとかで、日本最大のユニコーンとか、世界有数のデカコーン(ユニコーンの10倍以上)のスタートアップ企業とか、聞いたことないでしょうか?とある、スタートアップ企業は4300億以上の市場価値があると喧伝してまわっています。まぁ、revolutionさんが提携しているあそこなので、ぷんぷん匂いますが笑 で、従業員は僅か5人、2017年から設立してるらしいのですが、毎年一億以上の赤字、
純資産も15億円というレベルです。pbrでいうと、約280倍というとんでもお化けな企業なのですが、安心してください、きちんとトリックがありますwこの会社、最近26株を一株3880万円で増資しました。1.2億程度の増資です。
市場評価は上場会社と同じように、最終取引額を発行済み株式総数に乗算するため、とんでもない価値に理論上算出されることになります。
このあたり、理解できてない情弱な方が高値で買うのですが、、
市場取引価格など、まるで意味のない指標なんですよね。その取引で成立した価格にすぎません。目安にはなっても、次の取引でその価格で売買できる保証はなんらないわけです。
であれば、本来の企業価値評価はなにかと問われた時に、期待将来配当と解散価値の現在割引価値総和であるべきなんですよね。ただ、将来になるので、誰も正しい数値かどうかわかりません。今ある配当が出せるかどうかすらわかりません。故に株式評価は常に彷徨うわけです。
ただし、会社のやっている事業内容だけは真実でしょう。その事業が本当に事業価値があるのかどうか、判断する能力が大事です。
ちなみに、今回取り上げた会社さん、パスポートを持っていけば、医療情報ぜんぶみれる?
とか、量子コンピュータでも解読できない暗号鍵??(量子コンピュータが実現してないのになぜ大丈夫といいきれる?てか、どんなパスワードも無意味なんだが、、)とか、喧伝してますが、眉唾すぎて、もう、、というかんじです。
日本にまともなスタートアップを期待するのは無理ですね、、
追伸
日経新聞もゴミ新聞に堕ちた模様です
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL1813Q0Y4A211C2000000/
おわり