ソフトバンクグループが一向に株価が上がらない理由

みなさん、こんにちは。とるねこです。
armがあがろうが、円安になろうが、ソフトバンクグループは一向に株価があがりません。

その理由を、個別財務諸表から見ていきましょう。

はい、こちら2024年三月期有価証券報告書になります。

ソフトバンクグループ、実は現預金と貸出金合わせて、5兆円しかない一方、借入金は、総額18兆円、うち、短期借入金は9兆円というクソやばい状況で、経常損益は毎年一兆円超の赤字、それを保有株式売り崩して、なんとか利益出してる自転車操業が実態なわけです。
まぁ、借入金の多くは子会社ソフトバンクからなので、即座に破産とかはないとはおもいますが、それでもなかなかの詰みっぷり、毎年経常損益で一兆マイナスはいただけません。つまり、詰むわけですから。株がまともに売れなければ終わりなわけです。そして、債務保証も2兆円近くあります。

子会社がどんなに頑張ろうが配当金を100倍にしなければ詰みです。できるわけありません。
だから、ソフトバンクグループが買われないということです。

おわり

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