悪人は良人を駆逐する

みなさん、おはようございます。とるねこです。
悪貨は良貨を駆逐する、という諺をきいたことがあるかとおもいます。これは、イギリスにおいて、当時鋳造技術にブレがあり、質の良い金貨と悪い金貨がありました。どちらも1ポンドなので、みな良い金貨は溜め込み、悪い金貨を支払いに使ったそうで、通貨の質を見極める必要があり経済は混乱し、低迷したそうです。

さて、本題。
みなさん、全樹脂電池という言葉を聞いたことはありますでしょうか?全個体電池の次世代電池であり、低コストで、安全性は全個体電池すら上回る電池となります。エネルギー密度は下回りますが、それでもスマートフォンなどにはうってつけの電池になります。

そんな電池を開発している(いた)apbが経営破綻の危機に瀕しています。
その理由は、創業者であり技術のすべてをしっているといっていい堀江氏の解任騒動と、中国のファーウェイの乗っ取り工作によるものです。

経緯としては以下の通りです。
apbは、ベンチャー企業であり全樹脂電池の製造設備に多額の資金が必要となるため、大手企業に出資を仰ぎました。そこで、当時の三洋化成工業は、44パーの株を引き受け、筆頭株主となりました。ここまでは問題なかったのです。

ところが、三洋化成工業の社長が交代となり、状況は一変し、三洋はtripleoneという実態不明の会社に36パー分の株式を売却してしまいました。そして、このtripleoneは、中国のファーウェイにこの株を転売し、中国に日本の技術が流出する危機になっているのが、現状です。

最先端技術には、巨額資金が必要です。
研究はトライアンドエラーになります。
それを量産まであと一歩のところで、経営破綻危機にまでおいこまれた堀江氏の無念、そして中国に技術流出する危機、それに対して無策な日本政府、日本企業をみていると胸が張り裂けそうな気持ちでいっぱいです。

人道保護や消滅過疎地対策などクソくだらないことに国の税金を使うくらいなら、次世代技術にその予算をすべて注ぎ込むべきなのです。そして、日本が充分すぎるほど豊かになってはじめて、クソくだらないことに金を使っていいか、になるべきなのです。

本末転倒であり、まさに悪人栄えて、国滅ぶを体現しているのがいまの日本です。
自分はとっくに見切りをつけました。これ以上自分が愛する本来の日本に不幸がおきないように、さっさと現在の日本は破滅してください。

おわり

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