ifrs基準が投資を妨げる最大の要因
みなさん、こんにちわ。とるねこです。
みなさん、短信読んで投資してますか?
自分も短信よんでるのですが、ifrs基準のせいで訳がわからなくなりました。
まず自分は、他の記事にも書いていますが、連結財務諸表開示がまったく無意味極まりない開示なので、唯一比較可能なセグメント分析しかしないのですが、日本基準は、きちんと損益の段階表示をするので、全社費用である調整額が実際に必要となった販売管理費として全社費用と計上されるので、企業の業績がいいのか、わるいのかわかりやすいです。それでも、投資に必要な開示が全然ないのですが。
一方、ifrs基準、段階損益とかの概念が乏しく、全部ごっちゃにしてセグメント開示するので、もはや、業績がよくなったのか、引当金戻り入れや補助金とかの一過性なのか、さっぱりわかりません。調整額は全社費用だからマイナスなのが当然なのに、会社によってはなぜか利益になる始末。それもこれも、ifrs導入に合わせて、ifrs用の開示準備をせずに、日本基準の開示に無理矢理合わせたからなんですね。
そして、ifrs基準も定量基準がなく、すべて合理的数値という曖昧物差しのせいで比較可能性は大きく損なわれ、監査人に金渡して、口裏合わせれば適当な決算ができるようになりました。
ifrsこそが、株式市場の信頼性を徹底的に叩き落としました。アメリカ市場は、世界の時価総額の過半超となっています。アメリカ企業がつよいのもありますが、米国会計基準をアメリカは継続して採用しています。ルールが一定であり、投資家はわかりやすいから投資をする訳です。
翻って、ifrsを導入した大義名分は、諸外国と比較できる比較可能性の担保でした。
、、、日本企業と、ifrs導入してる企業を比較する投資家なんか存在するのでしょうか?
日本基準は、のれんを定期償却しない、収益基準を明確にする、これだけで全く問題なかったわけです。
では、なぜだれのためにもならないifrsなんか導入したのか?それはすべて、会計基準を変えることでのコンサルフィーがほしい、会計や監査企業と会計大先生wwが手を組んだ、国家規模の詐欺にほかならないわけです。
自分が主張してるように、
開示は個別財務諸表、子会社からの配当金受取可能性評価、保証債務評価、債権債務、収益、費用の関係会社間取引開示で、連結財務諸表はことたりるのです。
そんな連結財務諸表より、個別財務諸表の開示と将来業績予想の監査と開示の方がよっぽどはるかに市場の透明性と比較可能性を担保するのです。
終わり