水素戦略破綻へ

こんにちは、とるねこです。
さて、皆さん脱炭素、してますか?
多分、無駄遣いしないようにしよう、くらいでしょうか。
日本では、トヨタを筆頭に水素戦略を政府を上げておしてます。じつは、とるねこ、今から遡ること20年以上前に水素をはじめとした、環境マネジメントをとある旧帝国大学で学んでました。水素についての結論は、実験室レベルでコスト度外視、リスク度外視、法律度外視ならまぁできるけど、という結論でおわりました。
水素をつくることはさしたる問題ではありません、問題は、貯蔵、運搬、電気に変換する装置のコストとリスクがどうにもならないほどでかいという話で、この辺りの革命的技術ブレイクスルーがない限り、社会実装は不可能でした。

それから、20年以上が経過し、久々に水素技術なにか革新あったかな?とみてみたら、グレー水素から、グリーン水素へ、太陽光等による再生エネルギーによる水素生産、、

めまいがしました。これだけ、金と時間かけて、なにひとつ、進歩ない。。

つまり、根本的に無理なんです。そして、水素は紛れもなき危険物質。濃度の高い水素と酸素に、火花がつけば大爆発です。エネルギー含有量高い物質の宿命ですがね。リチウムも水にふれれば、爆発的に加熱発火、プルトニウムも核爆弾の燃料にも、原子力発電にもつかえます。

つまり、エネルギー効率をたかめることは、事故のリスクも同時にたかめるし、実現は相当困難ということです。かろうじてリチウムだけは、水が触れるリスクを合理的水準で低くできるので、リチウム電池として成り立った、くらいなんですね。ちなみに、エネルギー効率さげていいなら、より安全性がたかいナトリウム電池もあります。

なにがいいたいかというと、脱炭素なんかできるわけないのです。そんな魔法みたいなことがあるなら、20年以上前からとっくにやってます。自分が環境を勉強していたころから、地球温暖化対策が急務であり、化石燃料以外のエネルギーを散々研究してました。でも、それから20年以上たっても、なにひとつ変わりません。結局、実験室ならできるけれども、社会実装はくぐらなければならない課題で、どうにもならないわけです。
せめて、原子力プルサーマルが認められれば、可能性はあるのですが、アホ左翼とカス民主主義のせいで、永久に無理でしょうね。民主主義のせいで国が死ぬことをみなさんわかることになるでしょうね。

終わり


いいなと思ったら応援しよう!