エネチェンジ 2024年第二四半期決算

みなさんこんばんわ。
エネチェンジの2024年第二四半期決算がでました。
想定通り増収、赤字悪化でした。
なお、経常損失が前期比で赤字が減ったから好決算だと、主張している輩がいますが、騙されてはいけません。前期は補助金受贈益と資産圧縮損を営業外収益と営業外費用であげており、
今年は補助金受贈益は営業外収益、減損損失(実質圧縮損)を特別損失にあげてるから、当たり前ですが、経常損失が改善してます。きちんと最終損益で評価すべきであり、当然悪化です。ただし、減損損失は設置したら全額減損だし、2025年1月以降に減損額の7割くらいは補助金でカバーされるので、そんな気にしないでいいです。ただし、補助金で黒字になるわけではないので、騙されてはいけません。

自分がそれより問題にかんじてるのは、ev充電事業で四半期で5億以上の赤字を垂れ流していることです。この金額は、減損損失は含まれていませんし、電気代は施設オーナーに押し付けているビジネスなので、よっぽどおかしなことをしない限り本来黒字になるはずです。
ですが、こんなに継続して赤字なのは、ビジネスの設計そのものに問題があるとしか考えられません。
もう一度いいますが、充電器設備も設置工事費用も減損損失でおとしています。
にも関わらず、ビジネスが赤字というのは異常であり、なぜ赤字になるのか開示しないエネチェンジの姿勢には疑問しかありません。
この点があきらかにならないかぎり、危険な銘柄といえるでしょう。ちなみに、会社の共通費は別途四半期で、2.5億以上発生しています。

純資産は8億円であり、充電器設置の減損だけで今後債務超過になるでしょう。減損以外の損失で四半期で8億近く発生しつづけるので、このままいけば、債務超過二期連続で上場廃止になります。ただし、mscbをしてくるか、第三者割り当てをするとは思うので、上場廃止は回避することになるでしょう。もちろん、株価はさらに大暴落することにはなりますが、やむを得ません。あとは、mscbのタイミングですが、おそらく第二弾事業説明資料と同時に出してくるでしょう。まずは11月にだされる第三四半期で債務超過になるとおもいますが、その株価次第になりそうです。

おわり

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