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おじさんたちにも響く『響け!ユーフォニアム』【ラジオ】
ラジオからエンタメ情報を仕入れることが多いです。
以前から、ニッポン放送『佐久間宜行のANN0』で、佐久間さんがアニメ『響け!ユーフォニアム』が素晴らしいことを伝えていました。
一度、見てみようかと思っていたのですが、いかにも少女アニメっぽくて、実際に見るまでには至っていませんでした。
先日『響け!ユーフォニアム3』の最終回が放送されました。その前の週に佐久間さんがラジオで熱く語っていました。
「もうとにかく、京都アニメーションの覚悟と技術っていうか。ネタバレはしたくないので言わないですけど、もう、とにかく演出もすごかったです。めちゃくちゃ本当に名作なんで。もし興味あったら見てほしいなっていう風に思いますね」
同年代の佐久間さんがそれほどまでに推すので、今度こそは見てみる気になりました。
また、作者が武田綾乃さんであったことも見ようと思ったきっかけでした。以前、小説『君と漕ぐ ながとろ高校カヌー部』を読んでいて、高校生の部活動を描くのが上手だなと思っていたからです。
アマゾンプライムで『響け!ユーフォニアム3』を見ることができましたので、早速、見ることにしました。
第1話は、登場人物の自己紹介的であったり、やはり少女アニメっぽいなと思ったりして、そんなにすごいアニメなのか?というのが第一印象でした。
主人公の黄前(おうまえ)久美子は高校3年生の吹奏楽部の部長であることがわかり、『響け!ユーフォニアム3』ということは『シーズン1』が1年生、『シーズン2』が2年生のストーリーなのかなと思い、『シーズン3』から見てもついていけるのか、ちょっと心配でした。
第2話、第3話と見続けていくうちに、既視感を覚えました。ああ、これはテレビ『笑ってコラえて!』の『吹奏楽の旅』だなと思いました。高校生の吹奏楽部の全国大会金賞を目指したドキュメンタリーです。そして、これはマズいぞと思いました。最後、絶対に泣くな…と。
全国大会の金賞を目指すために、3回ある大会はすべてオーディションを行うことになりました。しかも、黄前久美子が担当しているユーフォニアムの演奏者である黒江真由が転校してきます。つまり、ライバルの登場です。これはもう、ドラマが起こるしかありえない展開です。ぐいぐいとのめり込んで一気見が止まりませんでした。
そして第10話。最悪な雰囲気のまま大会を目前に控え、部長の黄前久美子は…。もう、号泣です。
最終話前の第12話『さいごのソリスト』。もう、嗚咽です。もし『シーズン1』と『シーズン2』を見ていたら、きっと嗚咽どころではなかったと思います。すべてはこの回のためにつながっていたのではないかと思うくらい素晴らしい回でした。
先週のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』で太田光さんがこの第12話について語っていました。
「もうねぇ、もう、もうねぇ、ものすごかった。さすがだと思って。『おうまえちゃーん!』って感じだったし、俺ね、『3』の黄前ちゃんは黄前ちゃんらしくないところがあるなって思っていたんだけど…、これ以上ネタバレになるから言わないけど、名作ですよ」
おじさんたちをも感動させる全13話、あっという間に見てしまいました。もう『シーズン1』と『シーズ2』が気になって仕方ありません。
そして、次の曲がはじまるのです。
#ラジオ
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#爆笑問題カーボーイ
#響けユーフォニアム
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