ナースまつり2023に参加しました
先日、ナース祭り2023に参加してきましたので、その所感を記しておきます。
と言っても、2日間開催のうち、実際に参加したのは半日程度。
疲労から、他は配信で参加しました💦
ナース祭りとは
という事で、確かに元気いただきました!!
開場もワイワイしていて、お祭りみたいな感じでした。
この感じ、久しぶりだなぁと思いました。
リアル参加したコンテンツ
リアルで参加したのは、「看護人生を切り開くキャリアデザインとは」というコンテンツでした。
まず、講師の湯本枝里子さん(看護師、国家資格キャリアコンサルタントとしてご活躍されています)から、キャリアとキャリアデザインについて、分かりやすく、楽しくご説明がありました。
その中で、近くの方と一対一で1分間自己紹介をするというワークがありました。
そこで組んだのが、看護師1年目の方でした。
1年目から参加とは感心だわーと思いながらも、その方から自己紹介。
すると、お名前から始まり、住んでいる所、今の職場、趣味、好きな食べ物などなど、臆することなくスラスラ話し、あっという間に1分間。しかも、端々にユーモアも感じられ、聞いていて楽しい。
若者は、凄いなぁ。自分を言語化するトレーニングをちゃんと受けてきたんだなぁ。など、おそらく20歳近く離れた方に、目を細めてしまいました。
自分の一年目なんて、目の前の業務で目が回り、この時期は仕事ができな過ぎて落ち込んでいて、外に出ようなんて全然考えられなかったと、思い出しました。
むむっ。今の若い方は、キャリアデザインを学ぶ機会もあるし、主体的に考えていて、心強いなと思いました。n=1ではありますが、インパクトは十分でした。
それに引き換え、自分の自己紹介は、面白くないものになってしまった(;'∀')
次に、「自分の価値は自分で決める!私のキャリア」という事で、野村佳香さん(医療法人鴻池会 秋津鴻池病院 看護部長で更にSNSでご活躍中!)の、ご経験と、取り組みについて伺いました。
オンラインで参加されていたのですが、快闊な語り口と関西弁で、まるでその場にいらっしゃるような感じでした。
看護師7年目でご経験された、衝撃的なエピソード。その時の話は、映画のように私の脳裏に展開され、感情も手に取るように分かり、うなづきながら傾聴していました。
看護経験を伺っていると、少し自分の中にある経験が呼び覚まされていくような感じがしました。
自分が大事にしている看護ってなんだっけ?
というような思いに駆られました。
改めて、ナラティブの効果を感じました。
キャリアコンサルティングやキャリアカウンセリングは、基本的に1対1で、その人の経験を伺って、その中で大切にしている価値を明らかにしたり、手段や考え方をお伝えして、キャリアの意思決定を支援します。一方で、こうやって、経験を共有するという事も、合わせて実施することにより、効果が拡張されるなと思いました。
私自身としては、単に1対1での支援に止まらず、ゆくゆくはコミュニティを支援したいと考えているので、その思いが強化される経験をしました。
その後
で、他のコンテンツは配信で拝見しました。
一つひとつ紹介したい気分なのですが、コンテンツが盛りだくさんで💦
ひとつ言えることは、看護師という免許の可能性を感じました。
また、免許を活用して多様なステージで活躍されている方々を目にし、「看護師=○○」などの思い込みは、ほんっとーに捨てないと駄目だよなと、改めて学びました。
キャリアはジャングルジムですよね。
ナース祭りの最後は、「日本一働きやすい病院プロジェクト」の表彰式。涙無しには見られませんでした。
で、一番驚いたのは、自己紹介してくれた1年目の看護師さん。
会場参加者で実施されていたクイズ大会で優勝していて、「さすがだわー」と大いに感心しました。
入場時頂いたバッグは、かわいいので子供の物になりました。
「お買い物したもの入れる!」と、張り切っております。
来年度の計画も始まっているようなので、今から楽しみです。