やりたいこと、ってどうしたら見つかるんだろう?
新卒以来、十数年。
同じ会社に勤め続ける会社員、津々美志保と申します。
ずっと会社員として与えられたことをする以外にできることは無いと思っていた私ですが、
日本ストーリーコーチング協会の認定試験に合格し、認定コーチとして活動できることになりました。
ほんの数ヶ月前までは自分がコーチングを提供できるようになるなんて全く思いもしませんでしたし、人生の選択肢にもありませんでした。
☑️自分には何のスキルもない
☑️何がやりたいか分からない
☑️会社員としてしか生きていけない
☑️転職すらできる気がしない
そう思って生きてきました。
その私が
「コーチとして活動したい!」と、
やりたいことを見つけるまでのことを書いていきます。
私は10代の頃からずっと「何がしたい」というものがなく自分の気持ちに無頓着でした。
社会人になり会社勤めが始まってもそれは変わらず、与えられた仕事をこなす日々でした。
与えられた仕事も私なりに上手くできるよう試行錯誤したり、いくつか講座を受けたりしてきて、今年はビジネススクールのマネジメントのクラスを受講しようと決めていました。
しかし、そういう自己啓発的なことをしているからと言って、仕事が楽しくなっていたわけではありません。
「何のスキルもやりたいこともない私」は相変わらず「与えられた仕事をこなしている」感覚だったし、会社の中でも外でも「何がしたい」かも「何ができる」かも分からず「とりあえず今の会社にのっかておこう」でも「このままで良いんだろうか」とモヤモヤしていました。
そんな中で『ストーリーコーチング』に出会い、セッションを受け始めた私は少しずつ、自分の気持ちを認識できるようになっていました。
そして、何度かセッションを受けた後、コーチの方から「認定コーチ講座の募集がある」と教えていただきました。
興味はあるものの、私はビジネススクールの受講をするつもりでおり、2つを同時に受けるのはキャパオーバーになることが目に見えていたので、すぐには認定コーチ講座の受講を決められませんでした。
決断できぬまま2週間程が過ぎた頃、
ビジネススクールの募集も始まりました。
その時、私はその募集を見てもワクワクしていないことに気が付きました。
それまで、判断に迷っている間にぐるぐると考えていたことは
「自分がやりたいかどうか」
という自分の気持ちよりも
「世間一般的な正解はどちらだろう」
という考え方だったように思います。
私は自分の気持ちに従って、
コーチング講座の受講を決めました。
受講開始直後は「仕事に役立つスキルが身に付けばいいなー」と思いながら学んでいました。
しかし、スキルを学び、コーチングをしたり受けたりを繰り返しているうちに「ストーリーコーチングは受けるだけでなく、コーチ側も楽しい!」と思うようになっていきました。
はじめは
「会社員だし、コーチングの提供は別にできなくてもいい。会社の仕事に活かせれば十分。」と思っていました。
けれども、受講していくうちに
「コーチングを提供できるようになると楽しいだろうな」
と気持ちが変わっていきました。
私はストーリーコーチングを受けることで
小さなことでも自分の気持ちに気付いて、それに従って動いてみることをちょっとずつやってきました。
例えば、
・思ったことをそのまま相手に伝えてみる
→正解っぽいことやいろいろ配慮したようなことを言わなくても受け入れてもらえることを知る
・私は歩くのが好きだな、と気付いて仕事帰りに電車に乗らず少し歩いてみる
→仕事で疲れていても、ちょっと歩くことでリフレッシュできる
このように、私の場合は些細なことでも
自分の気持ちに従って行動することを繰り返すことで
「やりたいことをやる心地よさ」や
「とりあえずやってみることこ大切さ」
が身に染み付いてきて
大きな「私のやりたいこと」
にたどり着くことができたのだと思います。
会社の仕事も「与えられた仕事をただやるだけ」と考えている時は全く楽しくありませんでしたが、スタッフさん達向けに週1回の勉強会を始めてみたところ、上司から
「勉強会を始めてからスタッフの◯◯さんが変わってきたよ。やってよかったね。」
と、声をかけてもらえることもありました。
自分の気持ちに従って動くことで結果が出ると、以前よりも面白みを感じられるようになりました。
自分の気持ちを確認して行動する。
このことを大切にしながら、これからまた、どんな「やりたいこと」に出会って行動できるか楽しみです。
インスタグラムも初めてみました☺️
津々美志保🍠のInstagram