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エッセイのようなもの:1・17:「阪神淡路大震災」
1月17日は、私達の
結婚記念日です。
過去記事に書いています。
そして、阪神淡路大震災が起きました。
その惨状は、目を覆うようなもので、NOTERさんの記事にも、被害の多くが見受けられます。
当時、近くに、高校生の頃からの親友がいましたが、連絡をとった結果、無事であることが判明しました。
復興事業は、大々的に展開されました。
皮肉な事に、復興事業で、膨大な利益を得たのは、我々土建業界なのですね。
建築の耐震基準が見直され
全国の建築の耐震性能がアップされ、ビルの耐震補強工事が実施されました。
土木構造物の橋脚は、炭素繊維・コンクリート巻立て・鋼板巻立て等による補強工事がなされました。
橋梁の落下防止工事も、全国的に行われました。
景気も後退する中、土建業界は空前の景気を取り戻しました。
数しれないほど多くの犠牲のある中、
土建業界は発展し、景気を取り戻した。という、冷酷な歴史があるのですね。
それは、後の3・11でも
同じ傾向にありました。
私は、土木に携わる人間の
一人として、この思い出は
悪しき物として、生涯忘れることはないでしょう。
まるで、人の犠牲を食い物にするハイエナのようで、
自己嫌悪に陥ってまいります。
終わり