◯◯に特化した地域
先日、仕事のため普段は訪れることのない地域で長時間過ごす時間がありました。
同じ市内ではあるものの、普段生活している場所からは少し離れているため、ほとんど訪れることのなかった場所。
そこは、駅の近くにマンションが立ち並び
広場とショッピングセンターには、小さい子供連れた子供連れが多い地域でした。
「子供が小学生くらいの家庭が多く暮らしている場所なんだなぁ」と何となく感じました。
その際ふと気づいたのが、町にはそれぞれ特徴があるということです。
私が訪れた場所のように、"子供連れの家族が多い場所"や"飲み屋がたくさん集まる場所"、
"オフィスビルが立ち並ぶオフィス街"など、、、
何か決まり事があるわけではなさそうだけれど、なぜか似たようなもの同士が集まる環境。
それを活かした街づくりについて
私の意見を紹介したいと思います。
◯◯に特化した地域を作る
日本各地の自治体が様々な課題を抱え、どの分野にどれくらいのお金を使うのかというのを慎重に考えていることでしょう。
その中で、「うちは〇〇に特化した町」と決めて、その分野にとことん注力していくというのが私の考えです。
自治体ごとに決めたテーマに応じて予算を配分させ、「〇〇の町」というブランディングを作ってしまうということです。
例えば
「子育て特化エリア」
・保育園や学校、公園などの施設をそろえて
子供連れの家庭が住みやすい環境を整える
「シニア世代特化エリア」
・介護施設や医療施設、シニア世代の交流施設を充実させる
「スポーツ観戦・エンタメ特化エリア」
・スタジアムやドーム、イベント会場が立ち並ぶエリア
観光客向けに外国語対応の施設も取り揃える
こんな感じです。
雇用も特化する
このような、何か1つのテーマに特化した街づくりをすると、その街での人の雇用も明確化されます。
子育て特化
→保育士、教師、共働き向けの家事代行
シニア世代特化
→介護士、医療従事者
エンタメ特化
→イベント運営、多言語話者、飲食店
雇用の需要の種類というものが、地域ごとに明確になりますので、需要の高い職種の賃金を上げることで
「〇〇の仕事が稼ぎやすいエリア」
を作り出すことにもつながると思います。
まとめ
少し極端な考えではありますが、
「我々は〇〇の領域No.1の町だ」というブランディングができれば、
その分野の発展に地域としてエネルギーを注ぐことができます。
何か1つ強みを持った町をつくっていくというのも面白いのではないかと考えます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?