人に好かれるなら、人を好きになることから
多くの人に好かれている人にはどんな特徴が
あるのだろうか?
営業の仕事をしていると、結果を出している人たちに共通することの1つが
"周囲の人、多くのお客さんに好かれている"
ということだと思います。
多くの人と出会い、たくさんの人間関係がある人は、そのコネクションを活かして
新しい出会いを手にしたり、新たなチャレンジをしたり、、、
とにかく人生の奥深さが増していきます。
そんな、周りの人に好かれる人間になるということをテーマとして、最初に取り組むべきことについて述べていきたいと思います。
まずは人を知るべし
"フランクリン効果"について
結論、人に好かれるには、
「まず相手を知ること」です
これにはしっかりとしたメカニズムが存在します。
それが「フランクリン効果」と呼ばれるものです。
フランクリン効果とは
"相手に頼みごとをすることによって、相手が自分に対して好意を持つようになる"
というものです。
アメリカの政治家で科学者でもあった
ベンジャミン・フランクリンが当時彼のことを目の敵にしていたある人物に対して、本を貸してほしいと頼みます。
その人物はフランクリンに本を貸したことで
2人の親交は深まり、その後良い友人関係を築いていったそうです。
このエピソードから「フランクリン効果」と呼ばれるようになりました。
相手に親切を頼むことで、相手が自分をより好意的に感じるようになるという逆説的な効果を表しています。
好かれたいなら、好きになれ
このフランクリン効果から言える一つの教訓は
"人に好かれる人間になるには、人を好きになることから"
ということだと思います。
"人に好かれたい"と周囲の人に期待して、受け身になっていても何も起こらない。
「相手に興味を持つ」という姿勢は、良好な人間関係を築くための基本だということです。
世の中の誰もが"自分の事"が最も話しやすく、聞いてほしいことだと思います。
それに対して興味を持つことで相手が話しやすくなるだけでなく、自分への好意や信頼も得られやすくなります。
相手は「自分のことを理解してくれる人だ」と感じ、より深い関係が築けるようになるのです。
フランクリン効果を活用して相手の話に耳を傾け、親しみを示すことで、長期的に見ても双方にとって良好な関係に発展する可能性が高まります。
まとめ
人間関係を築くための第一歩は、まず相手に興味を持ち、関心を示すことです。
フランクリン効果を活用することで、自然に相手の好意や信頼を引き出し、関係を深めることができます。
小さな頼みごとを通して、互いに役立ち合える関係を作ることが大切です。
毎日の生活や仕事の中で、このフランクリン効果を意識し、周りの人々との関係を一歩ずつ深めていきましょう。