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公務員を目指す高校生&専門学生におすすめの1冊
ご覧いただきありがとうございます。
このnoteでは、公務員を目指す高校生や専門学生のために絶対買うべき1冊の本を紹介します。
その本の名前は、『公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法』です。
筆者は現役の学校事務(公務員)ですが、この本のおかげで公務員試験の筆記試験に合格しました。
そこで、なぜこの本がおすすめなのか詳しく説明します。
◇ 公務員試験のは勉強ができた方が有利か?
公務員試験の筆記試験は、勉強ができた方が確実に有利です。
それは教科書に書いてあることがわかれば回答可能な問題がほとんどだからです。
しかし、公務員試験特有の筆記試験に受かるノウハウを身につけると筆者のように勉強が得意でなくても合格が可能です。
◇ 筆者の学歴は?
まず筆者の学歴です。
・田舎の公立小学校(各学年1クラス)
・田舎の公立中学校(各学年1クラス)
・1番近い高等学校(各学年2クラス)
・公務員系の専門学校(2年制に入学し、1年で卒業)
ご覧いただければ分かるとおり小中は1クラスしかない小規模校、高校は定員割れが続いている底辺校です。
高校3年生の秋に公務員を希望したので、公務員系の専門学校に入学しました。
◇ 専門学校が合格の秘訣?
公務員試験対策の本を紹介しておきながら、合格したのは専門学校のおかげではないか?と思った方も多いと思います。
しかし現実は次の通りです。
・1次試験(筆記試験)→紹介した本のおかげ
・2次試験(面接試験)→専門学校のおかげ
2次試験については、専門学校で面接練習を何度かしましたので効果があったと思います。
しかし、1次試験については確実に紹介した本のおかげです。
なぜそのように断言できるか説明します。
筆者は公務員系の専門学校の2年制に入学しました。(2年かけて公務員試験の合格を目指すコース)
筆者は勘違いしていました。
2年制のコースでは1年目は真剣に試験対策の勉強を教えてくれません。
その理由は、専門学校も利益を出さなければないからです。
つまり、2年制で入学した生徒が試験に合格して1年で卒業してしまうと1年分の授業料を損してしまうからです。
それでは、1年目は何をやるかというと「資格取得」です。
履歴書に書くと有利になるという理由から次のような試験勉強をしました。
・簿記検定(2種類)
・漢字検定
・ワープロ検定
・秘書検定
・ビジネス検定
冷静に考える上記の検定合格の可否は公務員試験の合格に影響が無いことが分かりますよね。
筆者は専門学校1年生の7月にこの事実に気づきました。
そこで、本屋で売っていたこの本と出会い、筆記試験のある9月までの2ヶ月間真剣に実践しました。
結果、筆者は受験した2つの公務員試験に合格しました。
・県職員初級(最終倍率約9倍)
・中核市の市役所(最終倍率約21倍)
この本に出会っていなかったら、1年目で合格することは不可能でした。
それでは、この本をどのように活用したか説明していきます。
◇ 公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法
おすすめの書籍、『公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法』の活用方法を説明していきます。
この本は、ゲームの攻略本のようなものです。
いかに『合格』というゴールに少ない労力でたどり着くためのノウハウが記載されています。
ここからは、筆者がこの本から学んだ5つのノウハウを紹介します。
・パレートの法則
これは、10年以上たった今でも筆者が生きる上で大切にしている法則です。
それは、『パレートの法則(80:20)』です。
この法則に出会ったときには衝撃を受けました。
それまでは、公務員試験のために教科書を全部(100%)勉強しなければならないと思っていました。
しかし、公務員試験に実際出題される問題の8割は、教科書全体の2割の内容です。
つまり、出題されるであろう2割の問題の対策をしっかりすることで80点は取れてしまうと言うことです。
ここで疑問が生じますよね。
「その2割が分からないから困っている」
その問題を解決するのが次です。
・問題は繰り返さないが韻は踏む
公務員試験は過去問題の勉強が重要です。
過去5年分の問題を解いているとある一定の傾向が分かるようになります。
それは、「全く同じ問題は出ないが、同じような問題は出る」ことです。
よく考えれば分かることですが、毎年全く新しい問題を作ることは不可能です。
過去問をやっているうちに「あれ、これ前にも同じような問題があったぞ」と感じてくるようになります。
つまり、過去問題5年分の問題傾向をつかめると試験問題の8割は対応できるようになります。
では、次に過去問題5年分という膨大な量をどうやって短期間で覚えたか説明します。
・書くより読む
あなたは最近みた漫画や映画の内容を思い出せますか?
ほとんどの人が「はい」と回答するはずです。
では、見た漫画や映画の内容をノートに書き写して覚えましたか?
今度はほとんどの人が「いいえ」と回答しましたね。
ここで次の概念を捨ててください。
ノートに書かなければ覚えられない
これは長年の学校教育で刷り込まれた固定概念です。
人間は読んだだけでも覚えられます。
しかもノートに1回書き写す時間で5回読んだ方が効率的です。
読むだけで覚えるためには、コツがあります。
それは、「エビングハウスの忘却曲線」を活用することです。
詳細については検索してください。
この忘却線のタイミングに合わせて1度読んだ内容を復習すると記憶に定着しやすくなります。
しかも読むだけであれば、ノートもペンも不要です。
・答えを先に見る
読んで覚えるために必要なことが「答えを先に見る」ということです。
ここでも学校教育で刷り込まれた次の固定概念を捨ててください。
よく考えて問題を解き、答え合わせをする
公務員試験に受かるためには、膨大な過去問を覚えてパターンを理解する必要があります。
大切なのは、解けるかどうかではなく、1問でも多くの過去問に触れることです。
そのためにやるべきことは、最初から答えを見て解き方を覚えることです。
つまり、問題を解くために考える時間を省略し、その時間を使って問題に触れる数を増やします。
最初はならない感覚かと思いますが、続けているうちに慣れます。
実際に問題を解くのは模擬試験の時だけです。
・選択肢は最強のヒント
公務員試験の問題には、基本的に5つの選択肢が用意されています。
1/5の確率とはいえ答えがオープンになっているんです。
問題文を馬鹿正直に解いていたら「もったいない」です。
選択肢を上手に活用すると計算問題は超絶ラクになります。
例えば、次のようなめちゃくちゃな問題でも選択肢を順番に当てはめてきちんと計算できたものを選ぶだけで正解します。
問題文
次のXに当てはまる数字は何か?
5X + 4X - 3X × 2X ÷ X = 75
選択肢
A.15、B.20、C25、D30、E35
◇ まとめ
紹介した本には、このようなノウハウがたくさん記載されています。
また、おすすめの過去問や資料集が忖度なしで紹介されています。
筆者も本書の中で紹介されていた過去問などを3〜4万円分購入しました。
学生にとっては大きな出費ですが、合格して公務員として採用されれば、最初の給料でおつりがきます。
ぜひ、公務員試験の攻略本を手に効率よく最短で試験合格を目指してください!