【フランキーさんとわたし】No.25
フランキーさんの頭の中
思い立ったが吉日…
お店がひまーな、早がけ
お店の女の子達と怪談話に
盛り上がっていると
珍しくマサミちゃん会話に入ってくる
数十年も昔のお話し
東京でちょこっと成功したマサミちゃん
御用地「那須」にて土地を購入したそう
国道沿に
「ビジネスホテル」
紳士たちの社交場「クラブ」
「レストラン」を建設
レストラン内に自宅もつくったそう
「うれしくって、うれしくって
電気も通ってないのに
わたくし東京から引越ししましてよ
ホホホー」
建物のみ完成し
配線待たずにお引越し
思い立ったが吉日
マサミちゃんらしい行動
でも、抜けすぎじゃない(苦笑)
「電気もないのに、夜どうしてたん」
「そーなの
まだ周りになーんにもない時でしょ
夜は真っ暗なのよね」
(えーっ
真っ暗ってわからんと引越ししたん
さすがやなwww)
「だからローソクよ
夜はローソクの灯りよホホホー」
「わたくし、ひまだから
毎晩ローソクを両手に持ち
窓辺に立ってローソクゆ〜ら、ゆ〜ら
国道を走るクルマに向かってしてたのね」
まるで昨日の出来ごとかの様に
身ぶり手ぶりのマサミちゃん(笑)
それが、数日経たぬうちに
国道沿にお化けがでると
うわさ話になったそう
もちろんお化けの正体
マ、サ、ミ ちゃん(笑)
「もーう、失礼しちゃうわ
わたくしのこと お化け って」
(全然、怪談話ちゃうし
ローソク持って ゆ~ら ゆ~ら
マサミちゃん、妖怪の間違いやろ)
お店の女の子達 爆笑
「はい、お話しは おしまい
アンタ達、早くお客様よんでよ
ボウズはいやよホホホー」
ちなみに
紳士たちの社交場「クラブ」開店時
ブルー・コメッツ を呼んだそう
わたし、お店の女の子達
誰も知らない
ブルー・コメッツ(苦笑)
※実話です(笑)