散髪
今週こそはバイクの教習に行こうと思っていたのだが、教習所へ向かうバスに乗り遅れるという大失態をかましてしまった。歩いても教習の時間に間に合ったかもしれないが、飲み物もなく炎天下で何十分も歩くというのは熱中症まったなしなので、仕方なく諦めた。
なぜ毎時10分発なのに、私が乗ろうとした時の時間は5分発だったのか。前回同様、きちんと調べて時間に間に合うよう家をでなかった私が100悪いのだが、やっぱりイライラするものである。明日は昼前なので、今度こそできるはずである。既に教習の予約を当日キャンセルしたせいである程度の金が無駄になっている。教習所の判断で追加ならまだしも、これは非常によくない。気を引き締めなければならない。
午後は散髪に行ってきた。私は散髪が非常に苦手である。というのも、ファッションに疎いせいで、どういった髪型にするのが良いのかさっぱりわからないからである。子供の頃からいつも行くところでいつものようにと言い続け、いざ自分でファッションについて色々考えようとしたら親に「彼女できたのー?」などとからわれたものだから、そういった身だしなみについて考えることをしなくなってしまった。そのせいで今右も左もわからず苦しんでいる。親が子をからかうというのは、というよりからかうという行為はからかわれた相手にとって百害あって一利なしなので本当にやめてほしい。
なので、髪を軽くしてほしいとか、耳にかからない程度にしてほしいというフワっとした要望だけ伝えて、後はおまかせという形にしてもらった。私が判断するより本職の人の良し悪しを信じた方が絶対に良い。有名人とかの写真を持っていって、この通りにしてほしいという手もあるが、残念ながら有名人をよく知らないのでどうしようもない。例えば大谷翔平も、名前は流石に知っているが、顔をよく知らないので、何枚か写真を出されて「大谷翔平を選んでください」と言われたら間違える自信がある。
散髪で言えば、ワックスの付け方もよくわからない。そもそもワックスによって留めておきたい正解の形がわからないので、とりあえず髪がハネないようにするしかない。そしてそれも、結局しばらくすればめちゃくちゃになる訳である。
高校の頃にワックスをつけようとしたこともあったが、やっぱり親が見るとからかってくる訳で、やらなかったらやらなかったで文句を言う訳だから、救いようがないと言わざるを得ない。
よく会う大学の後輩が最近ワックスをつけ始めたので、恥を偲んで教えを乞うた方がいいかもしれない。きっと彼なら快く教えてくれるだろう。
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