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新年度、気持ち新たに
年度変わりが月曜日ということで、気持ちを切り替える良いタイミングなのではないかと思う。いつも月曜日を迎える度に、今週はしっかりと生きようと思って結局何も成せていないのだが、改めて決意することにする。禁煙のベテランと同じである。
常日頃から、やるべきことがたくさんあるのにほとんどできないということが多かった。時間の使い方が悪いのだろうと思っていたが、それ以前に、するべきことが多すぎて、何をすれば良いかわからないのではないかという考えに至り、リストアップしようと思ったのが1週間程前のことである。それから毎日、その日にやるべきことを一覧にしてメモに書き留めていた。要はto do リストである。メモを書くのはもちろん仕事中である。どういう訳か、仕事中にやるべきことが特に思い当たってしまう。
家に帰ってからはそのメモを見つつタスクをこなし、大体達成することができずに終わるのだが、何日分も書いていけば、毎日やろうとしていることと、1週間くらいに一回やれば良いと思っていること、一回やれば終わりということと、いくつかに分類できる。それをまた別個のメモに書き留め、適宜確認するように心がけてみた。ソシャゲのデイリーミッション、ウィークリーミッションのようなものである。
そうしたところでデイリーミッションはクリアできないのであるが、何を習慣つけようとしているのかは見えてくる。ソシャゲのデイリーは欠かさずクリアできるのに、現実のデイリーはなぜこんなにも難しいのか。
デイリーについては置いておき、問題なのは一度やれば終わることについてである。例えばスーツの取れたボタンを縫い直したり、シネマイレージカードを更新したりと、一回やってしまえばそれで終わりの出来事なのだから、一気にやってしまえばよい物を、なぜこんなにも後回しにしてしまうのか。
人間の脳の構造として、やらなければならないという感情と、後回しにしてしまう行動はつながっていないので、こういう矛盾した思考、行動が共存してしまうというようなことを見たことがある気がするが、まさしくその通りである。友人からのメッセージに答えるのですら、その場で確認して返せばよいものを、わざわざ未読状態で確認して保留にしてしまうのだから、どうしたものか。
とはいえ、上記のスーツのボタンも、シネマイレージカードも、既に終了していることである。いざやってみれば終わるまでしばらくかかっても最後までやり切れたり、数分で終わったりと、何を危惧していたのかと思わんばかりの簡単な作業だった。
そして、このnoteの更新も、そういったやらなければならないけれど先送りにしていたことである。面接の日程の関係もあるが、就活もまた、先送りにしていたことだと言えるだろう。冒頭に書いた通り、年度の初めと同時に月曜日、週の始まりでもあるので、一つ気持ちを切り替えていきたい。他にもやろうと思っていたことをここ数日で始めたので、そのうち書くことにする。
今年度は転職したり、資格を取ったりと、人生の転換点になる年度になると思う。というよりなって欲しい。その為に、気持ち新たに臨む所存である。さて、三日坊主になるかならないか。