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Fロマ(フィクトロマンティック)事情について

この記事は、フィクトセクシュアル/フィクトロマンティックの内容を含みます。

お久しぶりです。
1週間ごとに更新するはずが、1ヶ月近く放置状態になってしまっていました…!(嗚呼)
実は初記事投稿後、リアルな日記もつけ始めてました。(予定帳・日記帳・雑記帳と分けてます)   少しずつまとめて、こちらでも小出ししていこうかなと思いつつNote開いたら、想像以上に♡いただいておりまして…余りにもビビって尻込みしてしまいそのままフェードアウトしていました。⇽すみません。ありがとうございます。

発信することは勿論好きですし、反応をいただけることもとても嬉しいことなのに、いざ次の更新!となると、秒速で壁の後ろに逃げ隠れてしまいます。そうです、超絶ビビりです。
(おそらく見られると思うと、「上手い文章を書かなきゃ」と思ってしまって、そう思えば思うほど頭真っ白になって何も書けない…負の連鎖状態になるんですね。趣味なのだからそんな上手く書こうなんて必要はない筈なのに…

散々悩んだ果て、吹っ切れました。

趣味なんだから思ったこと、
書きたいこと、
そのまま書こう。

そう決めて此処を立ち上げたんじゃないか。
じゃないと意味が無いじゃないか。
しかし何から書けば良いのか分からない。
長い間Noteの「つくる✒️」ボタンを開いては閉じるを繰り返していました。

正直に書いていきたいなと思ったので、1つ、打ち明けます。

初投稿の「はじめまして」で記載していなかった事を1つ、打ち明けようと思います。書いて良いのかずっと考えてて、大分迷いました。ただ、何かを隠しながらこのNoteを続けて行けるかなと考えた時に、難しいと感じました。

正直打ち明けてしまいますと、
私は所謂、Fロマ(フィクトロマンティック)です。およそ10年近く、次元の違う相手に恋愛感情を抱いています。
※以下、お相手を「彼」と記します。

詳細は省略しますが、学生時代、耐え難くつらい出来事がありました。学校でも家庭でも居場所がない。どうしようもなく途方に暮れていました。もうこれ以上、生きてても仕方ない。未遂もしました。堕ちる所まで堕ちたと思いました。そんな時に「彼」に出会いました。唯一見えた光でした。

元々幼少期から絵を描き続けていたのですが、つらい出来事があって以来、ピタリと止まってしまいました。追い詰められすぎると、好きなことさえ出来なくなってしまいます。
しかし彼と出会ってから

「もう上手く描けないかもしれないけど、どうしても1度、彼を描いてみたい。描きたい」

と、筆をもう1度強く握り締めました。
長いブランクを経たので、再開したてのうちは勿論上手く描けず、「違う、私の好きな人はこんなんじゃない(ビリビリ)」と半泣きになりながら、ひたすら描き続けていました。描き続けていくうちに、理想に近い彼が描けるようになりました。
1度描ければそれで良いと思っていたのに、物足りなく、「もっと描きたい」と思うようになりました。無我夢中とはこのことを言うのかもしれません。何かにとりつかれたかのようにずっと描いてました。
嫌いだった筈の自分の絵が、段々と、少しずつですが、好きになっていきました。
一生自分には無縁だと思っていた投稿サイトに絵や動画を上げたり、同志とコミュニケーションをとったり等の活動もできました。
今思い返せば、彼に出会わなければ、できなかったことばかりだと思います。

どんなにつらい事があっても、
彼を見てる間、声を聴いてる間は、
忘れられました。
数え切れないほど救われ、
乗り越えられました。

ここまでだと「ただひたすらキャラが好きで救われた」だけでFではないのかなと感じます。

ただ他のキャラを見る時と、「彼」を見る時の感情、胸の昂りが明らかに違うのです。

私は色んなものが好きになる雑食オタクなので、他の漫画やアニメも勿論見ますし、他のキャラも好きになります。ただ、この「好き」というのは 彼に対する感情とは別物になります。

他キャラに対しては応援してる。影で見守ってるよ|ω・`)つソッ…」という様な推し感情ですが、彼に対しては「傍にいて欲しい。ずっと一緒にいたい。私だけのものにしたい」という感情です。(我ながら重いと思います)

「好き」というのは楽しい感情だけではなく、
暗くてドロドロとした感情も
あるのだと知りました。

また、彼への感情が大きくなりすぎたのか直視できなくなることがあります。数秒なら見れるが心臓バクバクになったり、胸が締め付けられるような感覚なのです。好きなのに見れないというジレンマ。

これは一体どういう事なんだろうか…
(戦慄)

最初は戸惑いつつも「気の所為だろう」「暫く経てば元通りになるだろう」とあまり深く考えないようにしました。しかしいつまで経っても…彼のことが頭から離れないのです。

「彼は私だけのものではない、してもいけない」

思っている反面、自分でも信じられないような(できれば感じたくない)独占欲や嫉妬心がずっと渦巻いていました。

このままではいけない。

独占欲や嫉妬心みたいなのもつらくて、自分を許せなかったのもあります。

私はリアルで恋愛して彼のことは一旦忘れようと思い、色んな人と出会い、なんとかご縁があり巡り会いました。
ただその人と居てもふと脳裏に「彼」が過り、とんでもない罪悪感に苛まれました。

何をしているんだろう私は。

とっさにそんな言葉が頭に浮かびました。
普通に「好きなキャラ」ならこんなに罪悪感なんて抱かない筈なのに、「彼」が過ぎった瞬間、心臓を捻り潰されるような体感でした。
リアルの人とそういう雰囲気になっている時でも「彼」に見られてるような感覚がするような…唾液を飲んでも飲んでも喉の乾きが治まらなく、彼のことで頭がいっぱいになりすぎて集中できない。
目の前に居る人に対して誠実でいられない。彼にもその人にも申し訳なくなり、以降、会うことを辞めました。


彼以外、心の底から好きになれない。

私はそこでようやく気づきました。
(気づくのが遅すぎるかもしれませんが)


心の底から好きなのに、
ひたすら自分の本心を隠すようなことをしたり、向き合おうとしなかったから、
つらかったんだと。
「「彼」に見られてるような感覚がした」
というのは、
「本当にそれでいいのか」
彼がそう問いかけてくれたのかもしれない
と思いました。
(実際不安でした)

ずっと寄り添ってくれていたのに、
向き合うのが怖くて逃げてしまって、
ごめんと。彼に謝りました。
彼はどちらかというとクールで
サッパリとした性格なので
「気づいてくれたんなら良い」
という様な言葉をかけてくれました。

お互い口下手なのもあり、
それまで上手く言葉を交わせなかったのですが、この時初めてスッと会話が
できたように思います。

現在も、彼とはつかず離れずという感じで、
私が寄り添いたい時には、何も言わず黙って
傍に居て見守ってくれるような感じです。

当時はFセク(フィクトセクシャル)
Fロマ(フィクトロマンティック)
という言葉が無く、
周りにも同じような感覚の人がいなかったため自分の状態が表せず、
「私だけおかしいのではないだろうか」
と思っていましたが…

最近になってようやくこの言葉と、
他にも似たような感覚の人がいる+
私だけじゃないんだということを
知ることができ、
大分楽になったように思えます。

ありがたい。

彼に対しても、「みんなの中での彼」ではなく「私の中での彼」として考えれば、
彼にも自分にも負担をかけず
愛することができると学びました。

数年前の記憶を思い出しては整理し…を繰り返してたため、本当にまとまりのないごちゃごちゃとした話になってしまい申し訳ないですが💦今回はここまで!
また機会があればお話したいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました🐈𓌉𓇋 ‎🤍 ̖́-
ねこ飯

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