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【ネタ出し】我が足元には最愛の屍が積み上がってる(仮)【設定】

※まだ書けてないけど、書きた過ぎて設定ネタだけ練ってるものです。

あらすじ
ある国のとある英雄が王となった話。
生まれは、序列十三位として生まれ、決して王になることはできず、
今までの圧政により、国が疲弊し、荒廃していく時代に生まれた彼は、
民を苦しめる悪党を倒し、多くの国民の称賛を得て、王となった。

英雄の王様

(史実)
序列十三位の王族であり、王族としての最低限の教育しか施されていなかった。
だが、自身の保身など顧みず、悪党を次々と倒し、苦しむ国民を救った英雄となり、当時の国王から、王座を譲り受けた。

「最愛の者たちが穏やかに眠ることのできる世界を作る。それが、我が使命だ」

(真実)
幼少期に通っていた学校で、将来を誓った仲間たちととある計画を立て、実行する。
内容は、荒廃していく国を一度、巨大な悪によって塗りつぶし、
その後、その巨悪を倒すことで、荒廃する国の希望の象徴となった。

「最愛の屍によって、私の足元は作られている」

大海賊

(史実)
国内外の海路を牛耳る大海賊。
彼らに税を払わなければ、積み荷は全て奪われ、命も奪われることになる。英雄の王が、一番最初に討ち取った悪党。
王に首を落とされる瞬間、高らかに笑い声をあげた。

「今更、嘆くことなどない! これが報いなのだから!!」

(真実)
幼少期に将来を誓った仲間の一人。
英雄の王が危険になった時、国外に逃がすことのできる手段であるため、本来の順番は、最後になる予定だったが、
王は友人を一人でも手に掛けた時点で、自分だけが逃げるつもりはないという覚悟を聞き、
一番最初の礎になることにした忠義の人間。

「私に最後に触れるのは、君であってほしい。そのわがままを聞き入れてくれないだろうか」

傾国の乙女

(史実)
現国王を含めた、王族の男を篭絡し、贅に溺れた絶世の美女。
金を使い込み、財政が傾いたところ、英雄の王により、追放され縛り首にされた。
吊るされる瞬間まで、惨めに泣き叫び続けた。

「いやァァアァアア!! 助けてッ!! 助けて!! 私は、私は何も悪くないッッ!!」

(真実)
幼少期に将来を誓った仲間の一人。
派手で美しい見た目をしており、幼少期からたくさんの男に手を引かれていた。
自分に嫌悪しており、命の使い道に理由をつけてくれた英雄の王に感謝している。

「ミラーって気に入ってるの。自分が大好きな彼らを写せるでしょう?」

邪教教祖

(史実)
邪神を信仰しており、そのために関係のない人々を襲い、儀式を繰り返していた教祖。
英雄の王に追い詰められ、自らに火を放ち死亡した。

「この命を捧げるは、我が神のみ! あぁ……! どうぞ、この世をお救いください……!!」

(真実)
幼少期に将来を誓った仲間の一人。
教会で育てられ、厚い信仰を持っていたが、信仰によって落とす命の多さに辟易。
平和が作られてこその信仰だと、英雄の王のために命を差し出した。

「命を落とす時にしか神が救えぬならば、それまでの救いは、貴方が作る他ないのでしょう。そのためならば、私はただひとつの救いもいりません」

大盗賊

(史実)
殺しも厭わぬ盗賊。
冬季の備蓄も盗み、餓死した村は数知れず。
英雄の王に、策略にハマり、盗賊団の内輪もめの殺し合い後、その傷により死亡。

「テメェが望む世界に、俺たちみてェな低能はいらねェなんだろうなァ……」

(真実)
幼少期に将来を誓った仲間の一人。
山賊に襲われ、偶然生き残った子供で、放心して彷徨っているところ、偶然出会った。
家族たちの復讐の機会と、二度とそのようなことが起きない国を作るために協力。

「期待はしない。けど、お前が作る世界なら、少しはマシかもな」


今のところ、考えているのはこの辺り…
あと、知能犯が欲しいような気がする…

もうね、王様に対する、じっとり重すぎる感情をみんなに持たせる、
メリーバッドのハートフルストーリー(予定)

最後のシーンは、幼少期の姿に戻った彼らが、
かつて作戦を考えていたテーブルを囲みながら、穏やかに話をしてるの。
そして、誰かが来て、みんなが迎えに行って掴んだ手が、しわくちゃから若い手に戻っていくって感じで……

いつか、書きたいなぁ……!!

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