同志社ローの雰囲気

なんとなくのロー雰囲気を掴んでもらおうと私が感じた雰囲気を書きます。
当たり前な事もとりあえず書いてイメージしてもらえれば良いかなと
あくまで私の主観です。


同志社ローは自由

 当たり前ですがロースクールはかなり自由です。
 授業は1限から6限、1限が9時スタート、6限終わりが20時で、1コマ90分です。
 同志社ローでは未修1年を1L、未修2年または既習1年を2L、未修3年または既習2年を3Lと呼んでおり、今後もそのように表記していきます。
 現在私(2L)は年間取得単位限界が36単位なので、年間約18コマ、1学期に概ね8〜10コマの授業をとる事ができます。
 ここから想像してもらうと授業は1日で多くて3コマ程度、少ない時は全休の日もあり、かなり空き時間は多いです。
 その空き時間にどのような時間配分をするのかが大事だと思います。

授業の雰囲気

 まだ2ヶ月ですが私が受けた感想としては、良くも悪くも厳しい授業はなく、深いところを詰める授業はありません。(現在受けていない科目も見てみましたが)
 人と内容によるかもしれませんが、予習に何時間もかける必要はありませんし、質問に対してわからないことでも自分なりに考えて説明すればそれに基づいて授業は進んでいきますので、殊更に授業、ソクラテスに恐怖を抱く必要は無いです
 流石に全く何もせずに、かつ考えずにどうにかなるほど簡単ではないですが
 予習に対する考え方は人それぞれですが、私は予習に1時間以上は過負荷ですし、そのほかにやりたい事もあるので復習や試験対策の時間を取るようにしています。(予習メインで好成績を取る方もいます。)
 ただ今のところ単に授業だけやっていても試験に受かる力はつかないだろうなという感覚です。

同志社ローの学生対応

 同志社ローのカリキュラムや制度自体は正直見直す点は多々あると思います。
 それに関しては元々決められたものですし、学生が大学院側に強く求めるものでは無いので、一応要望を出して少しずつ良くなればいいかなと思うくらいです。
 事務局は学生対応はとても親切で、基本的に学生のためにできることはしてくれるスタンスですので、他と比べることはできませんが素晴らしいと思います。
 (時々事務局を親と誤解した変な要望をする人はいる模様)

試験対策と教授

 これは求めればある程度してくれるというのが正直なところです。
 教授は答案添削してくれますが全員がしてくれるわけでもなく、レスポンスも差が大きいです。
 ただ教授の授業以外の指導、外部講師によるゼミがありますのでこれらを活用することでいくらでも試験対策はできる雰囲気です。
 私は履修免除試験を落としてしまって在学中受験対応クラスに入れなかったので、自分で交渉して修了生ゼミや3Lゼミなどに入れてもらって対策をしていますが、授業よりも試験対策ができているので結果として良かったと思います。
 公式にはアナウンスしないですが、掲示板などを見て自分がやりたいことは教授や事務局に交渉して勝ち取りに行くのも大事なスキルかもしれません。
 (引くところは引きましょう。それも大事なスキルです。自戒)
 ちなみに教授の中でも、在学中受験の温度感、試験対策と学問の意識など本当に様々です。
 同志社ローでは在学中受験はしたければしても良いが、基本的にはあまり強く意識はしていないようで、在学中受験推進や合格率を意識する教授から愚痴が出るくらいです。
 ただ入学前に調べた他の関西私大ローに比べれば全然良いと思っています。

自習室

 とても使いやすいです。
 経年劣化は否めませんが、勉強するところとしては文句なしです。
 机には蛍光灯、コンセント1口があり、広さは60✖️110センチです。
 Wi-Fiもありますし、棚も制限はありますが置けます。
 24時間使えるので家族がいなければ寝袋持ち込んで泊まっていたと思います。

 というように、総括すると同志社ローは自由があり、自分で物事を決定していけて、それが実行可能な程度に環境が整えられている点ではとても良いローだと思います。
 私自身あまり人付き合いを積極的にする方では無いのですが、学生の意識はピンキリなような雰囲気がします。(交流がなく、ぼっちなので詳しくわかりません。)
 周りと交流することは大事ですが、馴れ合いにならずに自分の課題に取り組まないといけない点では面倒見が良いところでは無いかもしれません。(自戒)
 後輩になる方に同志社ローの雰囲気を知ってもらうためおおまかに書いて来ましたが、一番は説明会に参加して、在校生に話を聞くことです。
 もし記事を見て進学してみたいという方がいれば、進んで自分の目と耳と感覚で確認してください。

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