自分の苦手な事を親のせいにしてみた 〜1
〜人前で話すことが苦手〜
今回、自分の苦手だと思っている事を一度、親のせいにすることで幼い頃の自分を救ってあげるシリーズです。
もし、同じように悩んでいる人がいれば参考になれば嬉しいです。
私は人前で話すことが苦手です。
真剣な場面、人前に立って話す時に声が詰まったり、上司との面談や相談をする時は、言葉よりも先に感情が昂ぶり泣くこともあります。
友人と話すリラックスした場面ではそうはなりません。
でも本当は、話すことは大好きです。
常に起きた出来事に対して考えたり、思ったりしているので、聞かれる姿勢を取られれば長時間話すと思います。
しかし、両親は昔から会話泥棒で、私が話をしている時に無意識に親本人の自慢話にすり替わっていたり、脱線して別の話題になっており、私の話を最後まで聞いてもらった記憶がありません。
そして、スポーツばかりしていたため、会話する時間も少なかったと思います。
話をしてモヤモヤしたり、イライラして終わり、感情に蓋をして消化不良になることが多かったです。
会話の説明段階の時点で雲行きが怪しく、親の推測をちょくちょく入れられながら話の腰をボキボキに折られていました。
そのため、本来伝えたかったことは伝わらず、共感もあまりされず、面白さも伝わらず、最終的に私は話すことを諦め、聞き役に撤していました。
高校生になると、家では自分から何かの話を出すことは少なく、聞かれた時だけ答える、経過を話すと脱線するため結果だけ話し、盗まれた会話や愚痴をただただ流しながら聞いていました。
友達や先生と話す時だけが唯一、話を聞いてもらえる時間でしたが、友達と比べると説明力の乏しさや語彙力の少なさは明らかでした。
徐々に話すことに自信を無くし、馬鹿がバレないようにと、そこでも聞き役に回っていました。
その影響は社会人になってから現れました。
状況説明や自分の意見を言う事が下手すぎて、上司に全く伝わらず沢山指導されました。
なんで、自分は人と比べてこんなに話すことが下手なのか悩みました。
そして、本を沢山読み、ようやく見えて来たものが、
そもそも話す機会が少なかった
ことだと分かりました。
親や友達の機嫌を伺い、逃げていたのも確かですが、聞いてもらえる環境では無かった。
他の家庭を知らないため、どのくらいの会話が普通なのか分かりません。
そう考えると、自分をずっと責めていたことを許しあげられるようになりました。
今は考えや感情を文章に書いて昇華したり、本を読んで似た感情を言語化できるようになっていると思います。
悪いように書いてしまいましたが、身についたこととして1つ。
人の話を聞く技術は少しだけ自信を持てたことは親に感謝すべきことだと思います笑
長文になってしまい失礼しました。
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