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Tシャツ日記ミッシングチャイルドビデオテープの  

17日目
ミッシングチャイルドビデオテープを知ったきっかけは第二回日本ホラー映画大賞を受賞したってニュースを見た時かな、第一回で大賞を受賞したみなに幸あれが面白かったので注目してたんだな、日本ホラー映画大賞。大賞取った監督が映画メジャーデビューできるってシステムがいいじゃない。

お正月に届いた年賀状。映画をみるまでは行方不明になった弟の名前もまだ入れてるんだな。不気味な写真だぐらいにしか思ってなかったけど。
映画見た後だと、写真に写ってないの主人公の敬太じゃん。後全員死んでるじゃん。今年はお会いできるのを楽しみにしてますって怖って改めて思った。

ミッシングチャイルドビデオテープ 5500円

日向が森で佇むシンプルだけど魅せるデザイン。失踪する前か後か。劇場でも発売するのは知ってたけど、2日目にしか見にいけなかったので売り切れを恐れて通販で購入。MOVIEWALKER STOREはベイビーわるきゅーれナイスデイズのTシャツ買った時に発送がさんざん遅くて閉口したけど今回は早く届いた。って言うても劇場でもまだ残ってたんで買えたんだけどねー。


タグはMOVIEWALKERのオリジナル。HORRORシリーズでTシャツ出していくプランでもあるのだろうか。そういえばホラー映画大賞の1作目のみなに幸あれはTシャツ出してなかったな。これを機にホラー映画大賞の作品はTシャツ販売して欲しいもんだ。3作目も決まってるからな。

分かりづらいけど写真のはじにコピーライトも入ってる。

見に行った日は公開2日目、グランドシネマサンシャイン池袋の近藤監督、清水監督の舞台挨拶、サイン会付きの回。
これはじわじわ怖さが広がっていく、さすがイシナガキクエや行方不明展にも関わってる近藤監督。今の時代にあったジャパニーズホラー。テリファーみたいな派手さはないが、終始息を飲む展開が旅館の息子のばあちゃんと山の話でピークを迎える。今思い出すと日向のぷよぷよがいるよも意味不明で気持ち悪くて良い。これは監督の友人の子がドライブ中、森を見て言った実話から取ったらしいが。たまたまYouTubeで西浦和也さんの獄の墓って話の中で子供がぶどう🍇が見えるって言っていて、その正体が生首が重なってる物って話を聞いて。ぷよぷよも顔も判別できない生首がたくさん連鎖してるイメージができてしまった。藤井隆さんも案外良かったな。旅館の息子の吉田ヤギさんの微妙に訛っていて、ふてぶてしい態度、いかにも地元民といった圧倒的なリアリティがある中での怪談話。演技が頭一つ抜けてた。逆に司の幽霊が見える設定はあんまり活かせてなかった様な、結局見えるだけで祓う事はできんのかとか、新聞記者に憑いてるもの、祓ってあげないんかいとか気になってしまう。最後の廃墟で新聞記者の腕を掴んで止めたのは憑いてたもんだと私は解釈した。敬太が母の死を見えていなかったのか、見ない事にしたのかとか、もう一度劇場で見て確かめたい。

近藤監督と清水監督の舞台挨拶も面白かった。近藤監督の呪怨好きが伝わった。パンフレットに近藤監督と清水監督のサインもらえて嬉しかった。ああいう時って何話したらいいか困る、時間がない中いろいろ聞きたい事もあるけど迷惑になるかんな。
特典とパンフレットに載ってた背筋さんの短編の山にまつわる話も興味深い。さすが近畿地方を書いた作者だけある。未必の故意に出てきた弱気な女が最後嫌ですって捨てたのが自分の弱気な性格だとしたら、パンフレットの短編に出てくる結婚して引っ越す女が自分の部屋にも捨てる場所を作ってたってけっこう怖いよな。同一人物だとしたら。何でも捨てる事が許される場所。日向や司、見える人が山の廃墟に導かれるのかとも思ったけど、カセットテープの学生も行方不明になってるしな。

Xで当たった近藤監督のサイン入りポスター。早速玄関に飾ってる。
無事ヒットしてるみたいで背筋さんの特典は配布終了したい。代わりに2月7日からカセットテープの音声データが特典で配られるので、そのタイミングでもう一度見に行こうと思う。ミッシングチャイルドビデオテープのTシャツ着て。

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