戦慄怪奇ワールドコワすぎ!のTシャツ
コワすぎを知ったのは十数年前、休職中にTSUTAYAでたまたま、見つけて借りてはまった。ホラーコーナーで口裂け女にひかれたのか、ノロイの白石監督にひかれたのは今となっては覚えてないが。TSUTAYA行くたびに新しいシリーズ出てないか楽しみにしてた思い出はある。コワすぎのDVDはAmazonでセールで980円の激安の時まとめて買った。安くなってなかった史上最恐の劇場版とお岩さんは応援上映の勢い余って買った。
なんだかんだで一番好きな回。フエィクドキュメンタリーって手法でコワすぎでやっぱり一番リアリティがある。工藤さんは変わらないけど、この頃の市川さん幼いなぁ。口裂け女が頭のおかしい人間なのか化け物か。投稿者と一緒に走ったり、ホームレスや呪術者にインタビューして検証したり張り込みするのがリアリティがあって良いんだな。口裂け女が投稿者の家見つけて連日ノックするシーンは怖い。
幽霊探しかと思いきや、この後ラスボスにまで発展する夕子の失踪事件に。先生とスカイツリーのシーンが印象的。工藤の暴走と口裂け女の髪の毛が刺激的。最後は工藤が意識不明の入院。震える幽霊は夕子ということなのか。
河童ってかわいいもんじゃないよ。工藤と河童のタイマンが見所。口裂け女の髪の毛の威力が相変わらずすごい。工藤優勢かと思われたその時、大量の河童となぜか巨大な夕子が。そして恐ろしい結末だ。
トイレの花子さんはほとんど関係なく、優秀なタイムリープ物として楽しめる。戦慄怪奇ワールドコワすぎでもこの手法が使われている。珠緒師匠が奈々ちゃん役で出てるのも見所。真壁先生、悲しい結末。
劇場版と書いてあるけど、劇場版じゃない序章。夏だから市川さんが少しセクシー。吉田さんの噂話が実体化するって話。クラスメイトを怖がらせるための髪の長い女の嘘怪談が実体化するめっちゃ好きな話。中央線怪談じゃなくてこのお岩さんの回だったわ。市川回。古の神に勝てる最強霊能者道玄さん、そしてタタリ村へ。
犬鳴村、樹海村の前に存在した、幻のタタリ村。最強道玄先生があっけなく死にデイダラボッチに。市川の首は飛ぶわ。工藤は親殺しの怒涛のラストまでついていけない。特典のコメンタリー楽しかった。倍時間かかるけど。
田代回、なんとオカルトの江野さんが地獄から戻れたのかずいぶん、しっかりしゃべるようになって立派になったと思いきや、謎のミッション連発で、いったい何を見せられてるのか。逃げただけで小指だけじゃなく親指も切り落とさなくちゃならないとか嫌すぎる。
前作までの世界は終わり。新たな凶暴な工藤が現れた世界だけど、残念ながら2作で終了してしまった。お題はコックリさん。にいなが良いキャラしてて後半から一人舞台。フジロックの恨みは怖い。ただ行くとなるとバカ高いからなぁ。コワすぎ音頭がここで出てきた。最後はちょっと感動風。
最後の作品はまさかのおじさんと美少女の身につまされるようなラブストーリー。出てる役者さんがみんな素晴らしい演技。さえないおじさんはバッチリはまってるし、美少女は何と珠緒師匠。お母さんもめっちゃ気味悪いし。怖さプラスええ話だった。
戦慄怪奇ワールドコワすぎ!
土曜日にTシャツの追加が各劇場に届くって公式のXを見て、わざわざ土曜日に合わせてイオンシネマ武蔵村山まで見に行ったのにコワすぎのグッズ何一つ置いてないでやんの。今回のコワすぎは過去作品とはまた違う世界線という事で、市川が強くなっている。これは良い。見覚えある場所だと思ったらカメラを止めるなと同じ撮影場所なのね。だから、監督ねるちゃんとのYouTubeでカメラを止めるなぐらいヒットしたら続編考えるって言ってたのかしら。今回は赤い女、前回より若返って見える吉田さんが迫力の演技。吉田さんの思念が都市伝説を実体化させるって理論好きだわ。確か中央線怪談って本でもそんなような事書いてた気がする。霊能力者の鬼村さんもいい雰囲気で、これはいつものコワすぎになると思いきや。赤い女が味方になるわ。蛇女で美人さんだった女の子が師匠として出てくるわ。黒づくめの男がラスボスだわでひっちゃかめっちゃ。な終わり方で急にコワすぎ音頭とかで。呆然としてしまった。8年ぶりの新作なのに。なんだかツインピークスやキングダムを思い出し。時間が経ったシリーズは監督がやけくそになってしまうのかと思ったり。(パンフレットみたら白石監督がツインピークスの新作見て作ったと書いてあって妙に納得してしまった)
心にもやもやを持ったまますごし、公式Xに新宿ピカデリーの応援上映の告知を見て、ラストコワすぎ音頭をみんなで歌えば、今回のコワすぎが終わりよければ全て良しのポジティブに変換できるかもしれないし、買えなかったTシャツと金属バットボールペンも買えるかもと参戦。舞台挨拶で生工藤さん市川さん田代さんも見れたし。市川さんが工藤さんしばいてるシーンで、いいぞ市川って叫べたし。鬼村〜師匠〜って連呼して非常に楽しかった。新たに気づいた事は絢音は空飛ぶ赤ん坊を夢で見てた。でラスト、琴子が人間に戻ってる世界と元の工藤たちの世界が、違う世界線になっちゃったから。存在しないはずのまぁくんが厄災みたいになっちゃったのかなと思いつつ。応援上映のおかげでもやもやが吹っ切れてより楽しめた気がする。