[#わたしの旅行記]八食センターまでぶらり旅
プロローグ
2024年6月
友人から、「八食センター行こうぜ!」と連絡が来ました。
八食センター。青森県八戸市にあり、岩手県でもCMが流れている有名な市場です。CMは主に、わが町バンザイで。
青森か。そういや7~8年前にも一緒に行った気がする。あの時は大間行って海鮮丼食べて、一泊して恐山行って、よっしゃ!帰りは八食センター!→今日は水曜(休業日)じゃん!ってズッコケて、盛岡帰ってとんかつ熊さんでトンカツ食べて帰ったんだっけ。
泊まりで行く?→泊まりもいいかも!
他に行きたいところある?→浅虫水族館!いや、結構距離あるね。
(八食センターから80kmなので断念)
あとはあとは?→蕪島神社!
帰りに温泉なんてどう?→いいねー!
プランは膨らんでいきます。日帰りで回ることになりました。
突然の臨時収入もありました。お金も膨らんでいきます。
青森へ
美少女達との戯れはさておいて旅行開始。八食センターでお昼を食べる予定なので、まずは蕪島神社へ向かう事に。
前回のミスを踏まえて、行きは運転することに決めていました。
途中、道の駅でパンとか食べたり。岩手山SA。
SA(サービスエリア)。SAっていうと「エスアー」。
映画「アヴァロン」を思い出します。クラス:SA(エスアー)。
当時、DVDをバイト先の店長に貸したまま退職して、すっかり忘れてて。ある日思い出して返してもらおうと店に行ったら店が潰れていたって言う。店長どこ行ったんだろ。地元の埼玉に帰ったのかな。
アヴァロンの話はいいや。
(好きなシーンは目玉焼きを素手でベチャベチャ音を立てて食べるところ)
映画本編よりBGMの方が100000倍有名なんですよね。
SASUKE・ファイナルステージのテーマ。
友人「一戸町ってなんかあるの?」
私「なーんもないらしい」
友人「いやいやいや(笑)それはねーよ(笑)」
私「数年前に、一戸町に出張があったんだけどさ。一戸町の担当者に宿泊の件で連絡したら『一戸って見どころも宿泊施設もないから二戸で探した方がいいよ(笑)』って半笑いで言われた」
友人「んで?どしたん?」
私「結局、二戸の旅館に泊まった。着いて玄関開けたら、B5程度の大きさの紙に一文字ずつ、『よ う こ そ 〇 〇 様 !(フルネーム)部 屋 は 〇 〇 の 間 で す !』って感じのメッセージが壁と階段に貼られててさ。恐怖を感じた」
友人「えぇ・・・」
私「昭和レトロな雰囲気でよかったけどね。朝食も学生の合宿所の朝食セット!みたいな感じ」
運転中はしょーもない雑談をするものです。
(『見どころない』って言うけど今調べたら、御所野遺跡あるじゃん。。)
あの旅館もまだあるようです。「金田一少年の事件簿」のトリック的な演出、まだやってるのかな。
でっかく「!?」って出るようなの。
話を戻して。
いざ、蕪島!
蕪島はウミネコの繁殖地・天然記念物です。
蕪島神社は2011年3月の東日本大震災で被害を受け、2013年5月に三陸復興国立公園に指定されるも、2015年11月に火事により全焼。その後再建。
いや、燃えたんだよね?あれ?鳥居のシブさが・・・いやこれ、鳥のフンだな。地面もフンで真っ白です。
フン避けのビニール傘が15本ほど置いてますが、破損・汚損しているのがほとんど。割とマシなのを選んで広げるも岬のせいなのか常に四方八方からの強風に煽られ、傘がひっくり返ります。
うん、これっていらねぇ。使えねぇ。wikiにも書いてますね。
女子大生グループ的なのが、この日の為に買ったような可愛い感じの傘を秒で壊されてました。
階段を上り始めるも、30cm以内という近すぎる距離に常にウミネコがいて、警戒なのか威嚇なのかわからない唸り声があちこちで聞こえます。
足元を徘徊するウミネコには足をつつかれます。
上空では常に百匹以上のウミネコが旋回しており、あちこちで聞こえるフンの落下音。
昔からこんなデンジャーゾーンだったっけ?
本殿周辺を3周すると"ウン"が付き、幸運になれるそうです。
へー。帽子と服と靴と車についたのでもういいかな。(テンション低下)
蕪島神社の写真は、めちゃくちゃきれいに撮れたので待ち受けにしています。なんかご利益、あるといいな。
(さんざん言っておいて、手の平返し)
\\\八食センター!!///
(CMの掛け声を意識した表記)
気を取り直して、トイレで服とかの汚れを再確認して八食センターへ向かう事に。
八食センターには七輪村というものがあり、市場内で買ったものを七輪で焼いてその場で食べることができます。
市場で買ったものと、持ち込んだものの判断は?
持ち込み防止の策は?ゴネるやつとかいるんじゃない?
ウェーイwwって陽キャ大学生が酒盛りとかやるんじゃない?
とモヤりましたが、店員のオバ・・・お姉様にスーパーのカゴを渡され「場内で買ったらコレに入れてね、絶対ね」という念押しをされました。
わかりやすい。
私「フフフ、金は出す。何でも好きなものを食べると良い・・・」
友人「マジか、正気かコイツ」
先日、美少女の恩恵を受けたので超強気です。
観光客は、何故か中央の七輪に密集させられます。
隣の人と肘が当たりそうな近さなんだけど?
なんだ?青森っぽい訛りで「ハッショ(↑)クセンタァ(↓)、こないだも来たべや~」とか言えばよかったのかな。そしたら無言でテーブルの方に視線とアゴで誘導されたのかも。アォモリってイントネーション難しいんだよな。
市場内をカゴを持って歩いてるので気づかれますが、「七輪村で焼くんです」って言うとオマケしてくれるお店もありました。
ありがとうございます!
「火通せば、まぁ~・・・大丈夫だと思うからさ!ちゃんと焼いてね!ちゃんとね!」という念押しのお気遣いを頂戴しました。
あ、ありがとうございます?
というわけで並べて、実食☆開始!
ビール飲むか!いやでもな。昼間から酒飲むのはちょっと気が引ける。水でいいか。手冷やすのにもちょうどいい。
エビとカキとホタテとハマグリはとっても美味しかったです。
安い!と買ったツブガイは数が多すぎて飽きてきました。
熱伝導で貝が熱い、「クルリと」回すのが面倒。味が単調。
結局、何を食べるのが正解なんだろう。やっぱ、家のグリルでは焼けない貝類?ウナギの肝の串焼きも気になったんだよなー。
本音を言うと、七輪も、食べる為のスペースも狭くないですか・・・?
食べ終わったのでお土産購入タイム。
いうて、直帰でも盛岡まで3時間弱。ナマモノは買えないかも?
友人「クーラーボックス持参ですが?なにか?」
私「えぇ・・・」
そういや友人、去年に宮古に行った時もクーラーボックス持参してた気がする。
お腹いっぱいだったのと、おそらく盛岡より鮮度が良く安いんだろうけど、今日はもう魚介類はいいかなという気持ちだったので乾物と出汁パックとご当地キーホルダー的なものを購入。
絵本で有名な「11ぴきのねこ」の特設コーナーも小さいながらあります。
スパドームへ
帰りは一般道を行くのかな?お任せしますよ?とハンドルを委ねることに。
なんか山の方に走ってるような・・・?
私「高速、乗らないんだ?」
友人「帰りに温泉寄るからね」
私「なにィ!?」
友人「いや、行くって言ったよ?」
完全に去年のやり取りと一緒です。温泉すっかり忘れてた。
なるほど?すごい立派な建物が見えてきた。学校のプールみたいなのがある。へーここかー・・・ってスルーするんだ。
スパドーム、肝心の建物の写真を撮り忘れました。ちょっと古風。
でも、すごい落ち着く。ドームが可愛いのです。
店内も昭和の銭湯みたい。たまらない。名入り手拭い買わないと。
(実はどこかの温泉行くたびに、記念に購入してる)
金田一温泉郷を抜けた後
友人に二戸ってなにかあるの?と聞かれました。
2doorとレストパーク馬渕川、それと蕎麦が美味しいと答えたら、あまり躊躇せずに高速に乗ることになりました。んまぁ、お腹いっぱいだしね。
エピローグ
帰りも岩手山SAで休憩。
盛岡インターで降り、帰りにゴーゴーカレーに寄りカレー食べて帰りました。20時前に気軽によれる店って便利。
旅というのは、色々な事を考えさせられますね。
今回学んだことは、ツブガイは隣の夫婦とシェアを提案すべきだったかも。
(小さいからかたくさん梱包されてて、結局一人10個くらい食べた)
ということと、高速料金ハンパねぇなということでした。
閲覧、ありがとうございました。