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好きなアーティストについて書いてみた⑥

DARK MOORというバンドについて語ります。
スペインのシンフォニックパワーメタルバンドです(Wikiより)

メタルの分類については省きます。

このバンドは、「今は」男性ヴォーカルです。

「今は」という事ですが、以前はエリサ・C・マルティンというものすっごい気合の入ったオバ、失礼。お姉様のヴォーカルがいました。(~2003在籍)
(えっもう抜けて20年は経ってるの・・・えぇ・・・)

初期のDARK MOORはクラシックやオペラを基調としたメロディ進行にエリサの中性的かつパワフルな歌声で、最初に聞いた時に度肝を抜かれました。たぶん初めてちゃんと聞いた「女性ヴォーカルの海外メタルバンド」だったのかも。

女性ヴォーカルといえば、そのうちNIGHTWISHについても書きたいなー。

曲名はMaid of Orleans、聖女ジャンヌ・ダルクのことですね。
海外のメタルバンドは結構こういう歴史モノだったり、ロード・オブ・ザ・リングが大好きなので、曲のテーマにしてるようです。

ちなみにこれ、カラオケで歌えます。
歌詞見ると、おぅ、重いな。ってなったり。
ジャンヌ・ダルクの話だからしょうがないのかも。

余談ですが
ググってたら宝塚とか出てきて、え、宝塚でメタル歌うの?どういうこと?ってちょっと疑問に思いました。ミュージカル的な?
真実は不明です。たぶん劇場内って撮影や録音禁止だろうし?

長く、壮大な曲もあります。コンセプトはモーツァルトのレクイエム
歌詞の本来の意味はわからなくても
学校の音楽の授業だったり、企業CMとかで絶対聞いたことある曲です。

オリジナルを踏襲しつつも大胆なアレンジ!ドラムがドッコドコ!
キラキラチューンにギターソロ!クサさがたまりません!
バックコーラスもいい味出してます。途中に静かになり再加速。
このアルバムの締めの曲です。

メタラーにとって「クサい」は誉め言葉だし?
なんていうのかな。ニンニクと野菜とチャーシューマシマシな、脂がすごい山盛りのあのラーメンみたいなものです。

オイオイ、盛りすぎだよクドいよ濃いよ、何考えてんだよー
店長頭おかしいんじゃないのー?何この量?マジで頭大丈夫?

って口では言いながらも、ニッコニコで汗だくになって食らい尽くす。
完食後、ガッツポーズして帰る。
みたいな?(個人の感想)

同曲で、新旧メンバー聴き比べ。

個人的な本音を言うと、このバンドはエリサ在籍時代のアルバムの完成度が高すぎて、ヴォーカル変わった後のアルバムがうーん・・・。いや、もちろん良い曲もあるんですけど、うーん。

エリサが抜けた後はなんか、クラシックを基調にしているのは同じなのですが。みんなが知ってるクラシックのフレーズをちりばめてるよ!どう?って主張が強かったり、しっとり系の雰囲気が強くなったというか。ハードロック寄りになってしまった感じが強いんですよね・・・。

次は、まだメタル色があった頃のアルバムから。
アルバムのコンセプトはタロットカードなのだとか。ジョジョ第三部を読んでいると、あー!わかるー!ってなるやつですかね。違うかも。

この後はコンセプトが宇宙になったり、なんか迷走してないか・・・?という感じです。歌や演奏は上手いんだけど、やっぱり初期のイメージが強すぎるせいか個人的にはモヤりました。クッサい曲なんか時代遅れじゃねーの?ってことでしょうかね。

宇宙人ヲ 倒シタゾー
地球ノ 平和ガ 守ラレター ヨカッタ(棒読み)

バンドそのものの可能性というか、色々と実験的な事をやってるのかな、と考える事にします。

気を取り直して。エリサの話に戻ります。

ドイツを代表するメタルバンド、HELLOWEENトリビュートアルバム第一弾に収録されています。オリジナルをクラシカルにアレンジしつつ、エリサの歌唱力で歌い上げる。原曲に聞き慣れていると、ちょっとシャラララ・・・って感じの音がうるさく感じるところもありますが、これはこれで!と思いますね。
実はこのアルバムで「このDARK MOORっての、ハンパねぇな!フルアルバム聞きたいな!」って知りました。懐かしい思い出。

余談ですが、このトリビュートアルバムの第一弾は、参加アーティストが(当時から考えても)かなり豪勢です。
第三弾出してくれてもいいんだけどなー?(チラッチラッ)
第二弾から20年経ってるわけだしー?(チラッチラッ)
HELLOWEENだって結成40年だよ?(チラッチラッ)

クドいですね。失礼しました。
DARK MOOR
の話に戻ります。

DARK MOOR。スペインのバンドなんです。
せめて名前だけでも覚えて帰ってください。

閲覧、ありがとうございました。

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